ルノーF1 国際自動車連盟 マルチン・ブコウスキー
ルノーF1チームは、FIA技術部門責任者を務めていたマルチン・ブコウスキーがエグゼクティブディレクターとしてチームに加入することを正式発表した。

マルチン・ブコウスキーは、FIAでF1チームから問い合わせがあった先進的な研究開発物の合法性など管理する立場にあり、多くの機密情報にアクセスできる権限があった。

そのため、各チームはマルチン・ブコウスキーのルノー加入に猛反発。FIAは、マルチン・ブコウスキーに3カ月間の“ガーデニング休暇”をとらせていた、その延長を求めていた。

だが、ルノーF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは「我々は積極的にならなければいけない」「我々は友人を作るためにF1にきているのではない」とそれらの反発を退けていた。

ルノーは6日(金)、マルチン・ブコウスキーがエグゼクティブディレクターとして加入することを正式発表した。

「ルノー・スポール・レーシングには過去数カ月、エンストンでの加速的な拡大、ヴィリでは2018年から2つのトップチームへの供給もありエンジン開発の再構築、3年連続でタイトルを獲得して競争力を増しているフォーミュラE選手権、他のモータースポーツカテゴリー、戦略的パートナーの到着など、多くのポジティブな変化があった」とシリル・アビテブールはコメント。

「その全てが長く、激しいシーズンのなかで起こっていた。ルノー・スポール・レーシングのマネジメント体制に強化が必要なのは明らかだった」

「マルチンのミションは、2020年までにルノーがF1のトップチームに加われるようにエンストンの強化を継続していくことだ。これまではボブ・ベル、ニック・チェスター、ロブ・ホワイトといった実績のある人材に頼ってきた。マルチンの加入は素晴らしいニュースであり、我々のゴール達成への決意の証だ」

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カテゴリー: F1 / ルノーF1チーム