ルノーは、ピケJr.が6番手
ルノーは27日、バルセロナでシーズン開幕前最後となるF1合同テストの最終日を迎えた。

最終日の天候は晴れ。暖かな天候の中、フェルナンド・アロンソとネルソン・ピケJr.が2台のR28でメルボルン前の最後の走行を行った。

両ドライバーは、午前中セットアッププログラムを完了させ、午後はロングランを実施した。ロングランではメカニックがピットストップ作業のリハーサルを行った。それぞれのドライバーが100周以上の周回を重ね、満足のいく信頼性と様々なデータを収集。チームにとっては生産的な一日となった。

アロンソは128周を走行し7番手となる1分21秒454。ネルソン・ピケJr.は1分21秒443を記録し6番手だった。

最終テストを終え、チームの意識はメルボルンと新しいシーズンに向けられた。アロンソとピケJr.は来週末にオーストラリアへ旅立ち、時差調整とフィットネス・トレーニングを行う予定。一方、エンストンとヴィリー・シャティヨンのファクトリーでは、R28のさらなる開発が続けられる。

クリスチャン・シルク (チーフテストエンジニア)
「3日間を通して多くのプログラムを完了した。取り組んできたことにはかなり自信を持っている。望んでいたものほぼすべてを達成し、メルボルンに向けた課題もすべてを完了した。これから初戦までの間に、テストでレース仕様に施した新しいパーツのすべてを搭載させるなど、可能な限りマシンを調整しなければならない。3連続のテストとなったので、何が起こったかを理解しデータを分析する機会があまりなかった。まだ、やならければいけない作業はたくさんある。ファクトリーに戻り、これらのテストで起こったことや情報を用いて、その要素を初戦に生かしていく」

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カテゴリー: F1 / ルノーF1チーム