ルノー F1
ルノーのシャシーテクニカルディレクターを務めるニック・チェスターは、メルセデスからルノーにパワーユニットを載せ替えは“本当にチャレンジだった”と述べた。

2014年までルノーのエンジンを搭載していたロータスは、昨年メルセデスに変更。シャシー開発の不足には苦しんだが、パフォーマンス面では前進をみせていた。

12月にルノーによる買収が発表されたが、資金的にきつかったこともあり、新しいパワーユニットのためにクルマの設計を変更することはチームにとって大きな仕事だったと認めた。

「R16は以前のクルマの進化型だ。特に2015年マシンのね。だが、ルノーのパワーユニットを組み入れている」

「土壇場でのかなりの構造変更だったよ! ルノー・スポールのパワーユニットを組み入れるのは本当にチャレンジだった」

「我々はルノー・スポールのパワーユニットを搭載するという決定が非常に遅れた。エンストンにとって、シャシーを再び形作り、冷却のジオメトリーを変更するなど、やらなければならない仕事量は本当に大きな努力だった。現在、我々は全てのクラッシュテストを通過している。本当に素晴らしい努力だった」

ルノーにとって、パワーユニットの変更が冬の間のチームの主な焦点ではあったが、RS16の空力にも取り組んできた。空力に関しては、ボブ・ベルがルノーへ投資を求めているエリアだ。

「このシャシーの開発おいて、主なエリアのいくつかは空力特性だった。我々は過去2年間に好みの空力がどのような特性かについてかなり多くを学んだし、そこを拡大しようとしてきた」

「それ以外のエリアは、どのように冷却やシャシーの最大限を引き出すか、その周りのギアボックスなど、ルノーのパワーユニットに合せてパッケージを開発してきた」

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カテゴリー: F1 / ルノーF1チーム