ルノー
バーニー・エクレストンは、ルノーにF1から撤退せずにワークスチームとしての日々に戻るように訴えた。

ルノーの取締役は、現在、今後のF1をどうしていくべきかについての決定プロセスにある。ルノーのCEOであるカルロス・ゴーンは、その件についてバーニー・エクレストンと会談の場を持ったことが知られている。

ルノーのレッドブルとトロ・ロッソとの契約は2016年末までとなっており、ルノーは2017年以降の選択肢を評価している。

ルノーの選択肢は、現状を維持するか、F1から完全に撤退するか、もしくはロータスを買収するかであり、ロータスの買収については交渉が進展しているとみられている。ルノーは、現状のエンジンサプライヤーとしてのブランド露出は最小限だと考えている。

バーニー・エクレストンは「彼らはそれを検討し、9月までに決定を出したいと言っていた」とコメント。

「我々は見守らなければならないが、それは彼ら次第だ。何かあれば、彼らを助けけることができるのだが...」

どうなってほしいかと質問されたバーニー・エクレストンは「彼らにロータスを引き継いでもらうか、もしくは彼ら独自に新しい会社を始めてもらいたい」と述べた

「彼らは我々と長い間一緒にいたわけだし、彼らを失いたくない。彼らは対処できる人々であり、素晴らしい人々だ。どこにもドラマはない」

「彼らの観点では、そこにどれくらいの価値があるかだけだ」

もうひとつの問題は、ロータスが抱えている負債と、エンストンに戻る場合にどのようなアプローチを採るかだ。

バーニー・エクレストンは「彼らは負債は引き継がない。負債をかけている人々がそれを帳消しにしてくれることを望んでいる」

今シーズンのルノーのトラック上で直面している困難を考えれば、ワークスチームになった場合に競争的なパワーユニットを造ることができるか課題だ。

「彼らのエンジンが競争的になるのを見たいし、そうなれば、彼らは良い状態になるだろう」

「彼らにとって、競争力のないエンジンでチームとして参戦することは良くないことだからね」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ルノーF1チーム / バーニー・エクレストン