ルノー
ルノーは、フルワークスチームとしてF1に復帰するというアイデアを隠さなくなってきた。

2010年までワークスチームを運営していたルノーだったが、以後はエンジンサプライヤーとしての参戦に活動を縮小し、レッドブルのタイトル連覇を支えた。

しかし、ルノーは、将来的なマーケティング戦略を考えた場合、再びチームを持つ方が有利かもしれないと認め始めている。

ルノーのF1プロジェクトでアンバサダーを務めるアラン・プロストは、ルノーのF1チーム買収の噂について「ルノーのような企業は、特にF1のような場所で投資の回収を考慮する場合には常にベストな戦略を分析している」と Marca にコメント。

事実、ルノー・スポールF1のチーフであるシリル・アビテブールは戦略変更についての決定は何もされていないと語っている。

「我々はエンジンサプライヤーであることに満足している」とシリル・アビテブールは RMC Sport に述べた。

「レッドブルを再びワールドチャンピオンにすることがプライオリティだ」

しかし、レッドブルはルノーのV6ターボのプロジェクトの方向性に不満を抱いており、ルノー自身もレッドブルばかりが市場で注目されているとの懸念を抱いている。

「チームを買収することも除外していない」とシリル・アビテブールは認めた。「とはいえ、決定しているわけでもない」

「長期的戦略の一部でなければならない。ルノーにとって最もうまく働くスポーティング戦略を考えなければならない」

「スポーツの発展とその財務状況を含めたすべてに注意を払っていく」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ルノーF1チーム