リアウィングを失ったアロンソのマシン(ルノー)
ルノーは、F1ヨーロッパGP決勝レースで、ネルソン・ピケJr.が11位、フェルナンド・アロンソはリタイアだった。

母国GPで、スペインの多くの熱狂的なファンが駆け付けたフェルナンド・アロンソだが、オープニングラップで中嶋一貴と接触、リアウィングを失い、ピットで修復作業を行ったがリタイアとなった。

1ストップ戦略を選んだネルソン・ピケJr.は、中団から抜け出すことができず、11位でレースを終えた。ルノーはノーポイントに終わり、4位のトヨタとの差は10ポイントに広がった。

ネルソン・ピケJr. (11位)
「中団からのスタートは競り合いが激しく、最初の周でいくつかポジションを落としてしまった。その後、ポジションを上げようと戦ったが、フロントウイングにダメージを負っていて、追い抜きが難しい状況だった。トップ10に入れなかったことは残念だ。2週間後のベルギーでは、もっといいレースが出来ることを期待している。」

フェルナンド・アロンソ (リタイア)
「昨日の予選後は、今日のレースは厳しいものになると分かっていた。そのレースでは、スタート後に中嶋と接触し、リアウイングを失ってしまった。メカニックは僕をレースに復帰させようと出来ることは全てやってくれたが、僕のレースは終わっていた。2回目の母国グランプリで、僕を応援に来てくれていた観客の前でいいレースをしようと思っていただけに、本当に本当に残念だ。今は、次戦ベルギーと今シーズン残りのレースに集中したいと思っている。」

フラビオ・ブリアトーレ
「今日のレースはもう忘れよう。我々の目標は、コンストラクターズチャンピオンシップで4位になることだ。今は次のレースに集中し、勝つために努力を続けなければならない。」

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カテゴリー: F1 / ルノーF1チーム