レッドブルF1 カナダGPでも改良継続「マイアミで明確な進歩」

ミルトンキーンズを拠点とするレッドブルは、今季も上位争いを維持することを目指して開幕を迎えた。
しかし実際には勢力図の中で後退し、ここまで各戦で表彰台に絡むことができていない。直近のマイアミGPではマックス・フェルスタッペンが5位に入り、これが今季ここまでのチーム最高位となっている。
マイアミで見えた“明確な前進”
それでも、レッドブルはマイアミGP後にマシンパッケージへの見方をやや前向きに変えていた。その評価はカナダGPを前にしても変わっていない。
「マイアミでは明確な前進が見られた。アップグレードパッケージはパフォーマンス面で心強い向上をもたらし、マシンのいくつかの重要な領域への対処にも役立った」とピエール・ワシェはコメントした。
「同時に、マシンの弱点や、全体のパフォーマンスを引き出すために改善すべき余地も浮き彫りになった」
マイアミでのアップデートは、単にラップタイム向上だけを示したものではなく、RB22が抱える課題をより明確にする役割も果たした。レッドブルにとって重要なのは、改善の方向性が実走行で確認できた点にある。

カナダGPでは小規模アップデートを継続投入
レッドブルはモントリオールでも開発を止めるつもりはない。他チームと同様に、カナダGPでも新パーツの投入を予定している。
「カナダは、この週末に投入するいくつかの小規模アップデートとともに、このパッケージを試すもうひとつの良いテストになる」とワシェは付け加えた。
「舞台裏で多くの努力を重ねてきた結果、その進歩がコース上で表れたことはチームにとって前向きな後押しになっている。そしてヨーロッパラウンドに向かう中で、マシン開発はさらに進んでいくと考えている」
マイアミでの5位は、レッドブルが望む水準ではない。それでも、開幕からの苦戦の中でアップデートが実際に効果を示したことは、今後の開発判断において大きな意味を持つ。
カナダGPは、レッドブルにとって復調の確証を得るための次の検証の場になる。マイアミで見えた改善が一過性のものではなく、今後のヨーロッパラウンドに向けた本格的な巻き返しにつながるのかが焦点となる。
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