レッドブルF1 フェルスタッペンと角田裕毅で異なる空力仕様を検証
イモラで行われた最初のフリー走行では、レッドブル・レーシングがマックス・フェルスタッペンと角田裕毅のマシンにさまざまなパーツを試し、大規模なテストを実施していた。両ドライバーは異なるフロントウイングを装着して走行した。

F1エミリア・ロマーニャGPは、レッドブルF1にとって重要な評価の場となる見込みだ。ミルトンキーンズを拠点とするレッドブル・レーシングは再びアップグレードを持ち込み、これで一連の開発段階はひと区切りを迎える。

新パーツは、マックス・フェルスタッペンがオスカー・ピアストリとランド・ノリスという強力なマクラーレン勢に迫るうえでの助けとなることを期待されている。現在、フェルスタッペンはドライバーズランキングで32ポイント差を追う立場にある。

初日のフリー走行では、レッドブルF1がフェルスタッペンと角田裕毅のマシンで異なるフロントウイングやノーズを試していたことが確認された。このようなテストはバーレーンのプレシーズンテストでも見られた手法であり、今回もパーツの挙動をより正確に把握し、予選や決勝レースにおいてどちらのウイングがより効果的かを判断するための取り組みだ。特に角田裕毅のマシンに装着されたフロントウイングは、非常に細身な形状が目を引いた。

なお、角田裕毅は今回のイモラで初めてレッドブル・レーシングの新しいフロアを使用している。このアップグレードはフェルスタッペンが前戦マイアミで先行投入されていたものだが、彼は当時、その効果に確信を持てていなかった。今回イモラで導入されたその他のアップグレードと組み合わせることで、より良い効果が得られる可能性がある。フェルスタッペンはこの初回セッションを7番手で終えており、トップのピアストリに対して0.3秒以上の差をつけられている。

レッドブル F1 角田裕毅

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1エミリア・ロマーニャGP