レッドブルF1代表 リアム・ローソンを角田裕毅と交代との憶測に反論
リアム・ローソンは、予選Q1で敗退し、レースではクラッシュしたレッドブル・レーシングでの厳しいデビュー戦となった先週末のオーストラリアグランプリを終え、上海インターナショナルサーキットに到着した。
しかし、リアム・ローソンがスプリント予選と予選の両方で20位と最下位という予選結果となり、ポイント獲得には程遠いという厳しい現実がすぐに明らかになった。
レッドブルは日曜日のグランプリを前に大幅なセットアップ変更を施し、ローソンは2週連続でピットレーンからのスタートとなったが、3台のレース後失格により最終結果で12位に繰り上がるまで、15位以内に入ることはできなかった。
チームメイトのマックス・フェルスタッペンが上位を狙って戦っている一方で、ローソンがこのようなパフォーマンスをいつまでレッドブルに許されるのかと問われたチーム代表のホーナーは、「リアムはここ数戦、厳しいレースを強いられている。
「我々は彼をグリッドから外し、パルクフェルメから離脱させ、大幅なセットアップ変更を行うことを選択した。その結果、56周分の妥当なデータを収集することができた。もちろん、我々はそれを取り除き、よく見て、チームとして全力で彼をサポートするつもりだ」
リアム・ローソンは上海サーキットでもまた厳しい週末を経験した。レッドブルが早ければ次の日本GPでドライバー交代を行うのではないかというメディア報道について、ホーナーは次のように付け加えた。
「パドックでは常に憶測が飛び交っている。繰り返しになるが、我々はここでレースを終えたばかりだ。情報を持ち帰り、よく検討してみるつもりだ」
また、ローソンが鈴鹿でレッドブル・RB21をドライブしない可能性についてさらに追及されたホーナーは、次のように述べた。「いいかい、現時点ではすべてが単なる憶測に過ぎない。繰り返しになるが、我々は今このレースを終えたばかりで、これから情報を持ち帰り、よく検討するつもりだ」
「リアムにはまだポテンシャルがあると思う。ただ、今はまだそれに気づいていないだけだ。彼にとっての問題は、ここ数戦、本当に厳しい週末が続いており、メディアの注目を浴びていることだ」
「この業界では、当然ながらプレッシャーは大きくなる。彼が今、非常に厳しい状況にあることは誰の目にも明らかだ」
「彼は若い。我々には彼をサポートする義務がある。我々は全力で彼をサポートするつもりだ。リアムは依然として非常に有能なドライバーだ。我々はそれを知っている。ただ、何らかの理由で、今はそれを発揮できていないだけだ」
その後、ホーナーはレーシングブルズのドライバーである角田裕毅とアイザック・ハジャーについて質問され、2025年には両者に感銘を受けていることを認めた。また、昨年のアブダビのシーズン後テストでのレッドブルでのパフォーマンスについても言及した。
ローソンを交代させる場合、レッドブルの「最有力候補」として角田裕毅が選ばれる可能性について尋ねられたホーナーは、「交代についてコメントすることさえしない。なぜなら、それが最初の見出しになるからだ」と答えた。
「私が言ったように、我々は今シーズン2レースを終えたところだ。2レース分のサンプルがある。かなりの量のデータがあるので、それをよく検討し、リアムと協力して、彼のために最善を尽くすつもりだ」
「入手可能な情報には、彼がマシンに適応した方法、マシンから得たもの、我々が彼のためにできること、彼の主な問題点、一貫性を欠く原因など、さまざまなものがある」
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