インディ500で車検違反発覚 コレットとハーベイが最後尾降格

対象となったのは、4号車シボレーと24号車シボレー。予選後の技術検査で、ダラーラ製のエネルギー・マネジメント・システム(EMS)カバーおよびAアーム接続部に、承認されていないハードウェアによる改造が確認された。
インディカーによれば、EMSカバーは「供給された状態のまま使用しなければならない」と規定されており、今回の改造は明確なレギュレーション違反に該当した。
Fast12進出のコレットに痛手 佐藤琢磨にも影響
この裁定により、4号車と24号車はともに予選結果を抹消され、エントラントポイント順にグリッド最後尾へ再配置されることになった。
コレットは予選10番手でFast12進出を果たし、ルーキー勢最上位のパフォーマンスを見せていた。しかし今回の処分により32番グリッドへ降格。さらに、獲得していたインディ500予選ポイント3点も剥奪された。
一方、ハーベイは29番手から33番手へ降格。最後尾スタートとなるのはインディ500で4回目、そして3年連続となる。
また、両チームはピット位置も没収され、他車の配置決定後に残ったピットボックスを選択することになる。
この裁定に伴い、スコット・ディクソンはグリッド10番手へ繰り上がり、ミック・シューマッハが26番手でルーキー最上位となった。さらに、佐藤琢磨もひとつ順位を上げ、決勝は12番グリッドからスタートすることになった。
違反内容はEMS固定方法
インディカーが提示した違反条項は以下の2点。
■ Rule 14.12.1.1
EMSはダラーラ供給状態かつインディカー承認仕様のまま使用しなければならない
■ Rule 14.12.1.6
EMSカバーは支給されたハードウェアおよび「ヘリコプターテープ」のみで固定可能
インディカーは、両チームに対して異議申し立ての権利があることも明らかにしている。
パロウがポールポジション獲得
なお、2026年インディアナポリス500のポールポジションはチップ・ガナッシ・レーシングのアレックス・パロウが獲得。フロントローにはアレクサンダー・ロッシ、デビッド・マルーカスが並ぶ。
前年ウイナーが翌年もポールポジションを獲得するのは、2010年のエリオ・カストロネベス以来となった。
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