ディートリッヒ・マテシッツ
ディートリッヒ・マテシッツは、改修されたA1リンクでF1オーストリアGPが復活するかもしれないという報道を否定した。

オーストリア中心部に位置し、かつてエステルライヒリンクの名称で知られたA1リンクは、2003年を最後にF1カレンダーから脱落した。

しかし、レッドブルのオーナーであるディーリッヒ・マテシッツの支援によって、2008年末から7000万ユーロ(約77億円)を投じて改修工事が行なわれており、グランドスタンドやピットビルなどが新設されている。

当時、ディートリッヒ・マテシッツは、A1リンクでの「F1復帰について語る」のは「馬鹿げている」と述べていた。

だが、バレンシアではF1の最高権威者バーニー・エクレストンが、A1リンクを現在アジアで開催されているレースの代替会場として検討していると噂が持ち上がった。新生A1リンクは、2011年の4月〜5月のオープンが予定されている。

この噂を受け、ディートリッヒ・マテシッツは「信じられないくらいナンセンスだ」と Salzburger Nachrichten にコメント。

「残念ながら、そのような馬鹿げた噂は、メディアによって持ちだされ、広げられたものだ」

「私が言えるのは、バーニーはそれについて何もないとわかっており、私もそう思っているということだ。何もないよ」

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A1リンクでF1オーストリアGPが復活? - 2010年7月1日

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1オーストリアGP