レッドブルF1 ピエール・ワシェが2028年まで契約を更新済との報道
レッドブル・レーシングのテクニカルディレクターであるピエール・ワシェは、今年初めに大幅に改善された契約にサインした後、ミルトン・キーンズを拠点とするチームにF1の将来を託した。

レッドブルF1チームに不安がささやかれる中、テクニカルディレクターはチームと当面の間、チームとの契約を結ぶ新たな契約を結んだ。RacingNews365によると、2023年半ばに長期契約を結んだ後、2月に再び契約を更新したという。

このまったく新しい契約により、ワシェは2028年末までレッドブルと結ばれることになる。そうすることで、レッドブルはワシェは興味を持つ他チームに明確なシグナルを送ったようだ。

イタリアのメディアによると、特にフェラーリは2023年にワシェの獲得を熱望していたという。しかし、契約が強化されたことで、マラネッロへの移籍は差し迫っていないようだ。

そのため、フェラーリが近い将来、エイドリアン・ニューウェイに狙いを定めることは間違いない。

ニューウェイは2025年初頭にレッドブルを去り、すでにレッドブルとの関係を縮小している。

ニューウェイの離脱に伴い、ワシェは新しいテクニカルレギュレーションのもとで製造される2026年型マシンの開発を担当することになる。

ここ数年、ワシェはレッドブル・レーシングのコース上での成功を支える技術的ブレーンとして認識されるようになっている。

しかし、ニューウェイのインプットも大きかったはずで、特にこの有名なエンジニアが近年稼いだ巨額の給料を考えればなおさらだ。

ワシェにとっては、レッドブルF1プロジェクトにより大きな責任を負うことになり、キャリアの中で重要な時期が到来している。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング