キミ・アントネッリ F1日本GP優勝も反省「スタートは本当に愚かだった」

スタート直後、クラッチ操作のミスにより6番手まで順位を落としたアントネッリ。それでもセーフティカーのタイミングを味方につけ、見事な追い上げで勝利を掴んだ。
レース後、アントネッリは自身のスタートミスについて率直に振り返った。
「もちろんこの瞬間は楽しむつもりだ。連勝できたのは素晴らしいことだからね」
「週末を通してクルマの中での感触には満足しているし、組み立ても良かった。予選は本当に素晴らしかった」
「でも今日のスタートは本当に苛立たしかったし、すごく腹が立った」
スタートで何が起きたのかを問われると、その原因は極めて単純なミスだったと明かした。
「本当に愚かなことだった。小さなミスなんだ。クラッチに指をしっかり入れられていなかった」
「そのせいでリリースした時の角度もズレてしまって、必要以上に落としてしまったんだ」
さらにアントネッリは、この課題について改善の必要性を強調した。
「ここは大きく改善しないといけない部分だ。今のままでは全然十分じゃないし、自分で自分のレースを難しくしているだけだ」
「だからまだやるべきことはたくさんある」

それでもレースでは見事なリカバリーを見せた。オリバー・ベアマンのクラッシュによるセーフティカー導入のタイミングが追い風となり、首位を奪還。そのままチェッカーまでトップを守り切った。
レース展開についても、アントネッリは冷静に振り返っている。
「おそらく勝つ可能性はあったと思う」
「シャルル・ルクレールの後ろにいた時は、エネルギーの使い方が全く違っていて、どこで抜くべきかを見つけるのが難しかった」
「でも彼がピットに入ってからはペースがかなり良くなった」
「そしてセーフティカーは確かに運が良かった。でも、もしそれがなかったらどうなっていたかは分からない」
「もっと難しいレースになっていたのは間違いないけど、結果は誰にも分からないよ」
この勝利により、アントネッリはドライバーズ選手権でも首位に浮上。チームメイトのジョージ・ラッセルを上回り、史上最年少でのランキングトップに立った。
スタートのミスという明確な課題を抱えながらも、それを跳ね返すレース運びとスピードを見せたアントネッリ。2026年シーズンの主役へと名乗りを上げた一戦となった。
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