アウディF1 ビノット体制継続を明言 週末運営の“重要人材”補強へ
アウディはジョナサン・ウィートリーの電撃離脱後も、チーム体制の大枠に変更はないことを明らかにした。2026年の初参戦シーズン序盤というタイミングでの離脱にもかかわらず、内部の結束とパフォーマンスには影響が出ていないと強調している。

一方で、レース週末の現場運営を担うキーパーソンの必要性は認めており、マッティア・ビノットが主導する形で新たな人材の補強に動いていることが示唆された。

アウディのF1責任者であるマッティア・ビノットは、メディアに対して現在のチーム状況について次のように語った。

「将来の計画の前に言っておきたいのは、チームは非常に集中し、フォーカスを維持しているということだ」

「オペレーション面でもチームは非常にうまく機能している。最終的に重要なのは個人ではなくチームだと示せていると思う」

「最も重要なのはチームだ。だから個人の問題で将来を心配することはない」

「チーム全体のパフォーマンスを見れば、非常に素晴らしいものだ。今週末のピットストップも良かったし、全体として人材はうまくマネジメントされている」

ビノットはまた、今後の体制についてチーム代表を新たに任命する考えはないと明言した。そのうえで、自身が引き続き体制の中核を担う一方、レース週末の現場を任せる存在の必要性を認めている。

「将来についてだが、新たなチーム代表を探しているわけではない。私がその役割を続ける」

「ただし、レース週末に私をサポートする存在は必要だ」

「私は常にレース週末に帯同するわけではない。最も重要なのはファクトリーであり、そこには開発だけでなく“変革”のための仕事がある」

「したがって、レース週末を支える人物は確実に必要になる」

ウィートリーの離脱という大きな出来事があったにもかかわらず、アウディは組織としての安定性を前面に押し出した。個人ではなくチーム全体で戦うという姿勢を強調しつつも、現場運営を担うキーパーソンの不在は明確な課題となっている。

ビノットがファクトリー主導での“変革”に注力する方針を示したことで、今後はサーキット側の実務を統括する新たなリーダー人材の動向が注目される。

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カテゴリー: F1 / アウディ