Skarper レッドブルF1と提携して電動自転車システムを開発
英国のスタートアップ企業Skarperは、レッドブルF1チームのアドバンスド・テクノロジー部門と提携し、あらゆる自転車を電動自転車に変えるデバイスを開発した。

6度のオリンピック・チャンピオンであり、Skarperの創業出資者でもあるクリス・ホイ卿は、レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーにこの装置のプロトタイプを披露した。

これにより、SkarperのDiskDrive(通常の自転車のリアディスクの代わりとなるもの)に後付けして、すぐに電力を供給できる軽量でポータブルなシステムが誕生する。

250ワットのモーターと最長60kmの航続距離を持つバッテリーを搭載したこの設計は、自転車のリアディスクにシームレスに取り付けることができ、他の電動バイクと比べて性能の低下はない

このデバイスは今年後半に正式に発売される予定となっている。

レッドブル F1 Skarper

「Skarperとのこのパートナーシップは、F1の専門知識が、一般の人々の利益のために、いかに日常的な技術の向上に役立つかを示している」とホーナーは語った。

「このデバイスは信じられないほど賢いエンジニアリングの一部であり、我々の才能あるエンジニアのおかげで、より小型でパワフルなものにすることができた」

クリス・ホイ卿は「我々は、クリスチャン・ホーナーが、サイクリング分野に革命をもたらし、世界中のライダーに恩恵をもたらすと信じているこのデバイスの開発で、イギリスのスタートアップ企業をサポートしてくれたことに、とても感謝している」と付け加えた。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1スポンサー