レッドブルF1代表 「戦闘力が拮抗すればセカンドシートへの関心も薄れる」
レッドブル・レーシングのF1チーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、レギュレーションが安定してフィールドが拮抗してくれば、2025年のレッドブルのセカンドシートへの関心が冷めるだろうと考えている。

今年、レッドブル・レーシングは、開催された22レースのうち21レースで優勝するという非常に支配的なシーズンを満喫した。

だが、マックス・フェルスタッペンが3度目のワールドチャンピオンに輝いた一方で、チームメイトのセルジオ・ペレスは苦戦を強いられ、チームとの将来について疑問の声が上がっている。

ペレスの現在の契約は2024年までであるため、レッドブルは間もなくセカンドシートを決定する必要に迫られることになる。

今年、ランド・ノリスをはじめとするドライバーにレッドブルのシートについての噂が流れたが、ホーナーは、今後フィールドが接近し、レッドブルのシートへの関心もなくなるだろうと予想していると述べた。

「RB19はこのスポーツの歴史の中で最も成功したマシンだから、かなり魅力的なマシンであることは想像できるだろう」とホーバーはSky Sports Newsに語った。

「我々には素晴らしいドライバーがいると思う。レギュレーションが安定すれば、より接近した戦いになるだろうし、素晴らしいチームと競争することになる。安定したレギュレーションがあるので、2024年は2023年のようにはならないだろう」

「マクラーレン、メルセデス、フェラーリ、そして彼らと戦うすべてのドライバーたちとの競争が激しくなることを期待している

レッドブル・レーシング

リカルドはオプション?
今年初めにアルファタウリでF1カムバックを果たした元レッドブルのダニエル・リカルドは、フェルスタッペンと共に2025年のドライバーになる可能性があると言われている。

ホーナーは、レッドブルが2025年のドライバー決定に関して複数の選択肢を持つ恵まれた立場にあることを強調した。

「チームとしては、できる限り競争力のあるコンビを組みたいものだ」とホーナーは語った。「チームには適切なダイナミクスが必要であり、マックスとチェコは成功したペアだ。チェコは我々との3年間で4位、3位、2位でフィニッシュした。彼は良い軌道に乗っている」

「ダニエルは我々にはよく知られている。彼がレッドブルの一員に戻ってくるのは素晴らしいことだ。2025 年以降に向けてすべてが開かれているため、社内外に選択肢があることは悪いことではない」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング