レッドブルF1首脳 「セルジオ・ペレスが完走できたのはラッキーだった」
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ペレスは、残り9周で大雨に見舞われたターン1でアクアプレーニング現象を起こしてバリアに激突、さらに翌周のピットインでもバリアに激突し、マシンのフロントにダメージを負った。
チームは赤旗中断中にペレスのRB19のフロントウイングとリアウイングの両方を含む修理を行っていた。
マルコによると、このダメージはペレスが続行できないほどのものだったという。
「彼はピットレーンに入るときにかなり激しくクラッシュしたため、それでもピットストップできたのは幸運だった」とマルコはViaplayに語った。
「その上、ブレーキングが遅れたために別のペナルティもあった。それでも彼はラッキーだった。レース後半で赤旗がなければ、彼はフィニッシュラインにたどり着けなかっただろう」
ペレスはレース終盤、ピットレーンでのスピード違反が原因で5秒加算のタイムペナルティを受け、3位でチェッカーを受けたものの、表彰台圏外の4位に降格した。
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フェルスタッペンとの差は138ポイントに開き、ランキング3位のフェルナンド・アロンソは今季7度目の表彰台を獲得してペレスに33ポイント差に迫っている。
ペレスのレッドブルでの将来について疑問の声が上がる中、マルコはチーム内でのペレスのポジションを再確認した。
「今シーズンは彼は2位でフィニッシュしならないし、我々はまだ彼を信頼している」とマルコは語った。
「しかし、彼はプレッシャーを完全に自分自身で作り上げている。でも、そうだね、正直なところ、マックス以外の誰もが困難な人生を送っている」
フェルスタッペンの元チームメイトであるアレックス・アルボンは、グランプリを8位で終える前に、予選をペレスの前で突破し、元チームに復帰する可能性があるのではないかという憶測も飛び交っている。
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