レッドブルF1代表 「技術指令を出させたトト・ヴォルフに感謝！」
FIA（国際自動車連盟）は、グランドエフェクトカーに生まれ変わった新世代F1マシンに影響を与えたポーパシング/バウンシングを軽減するために、F1ベルギーGPで技術指令を発効。F1マシンの下のプランクとスキッドの摩耗を詳しく調べ、垂直方向の振動にも制限を課した。
今シーズンバウンス問題の影響を最も受けたチームであるメルセデスF1チームは、ポーパシング対策の導入を強く支持しており、多くの人がその適用がレッドブルのRB18のペースをいくらか抑えるだろうと信じていた。
しかし、スパ・フランコルシャンでのマックス・フェルスタッペンの圧倒的なパフォーマンスは、F1 の最新の技術指令がこれまでのところレッドブルの車の驚くべき効率性に影響を与えていないことを証明した。
レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、スパ・フランコルシャンのレイアウトが「我々の強みを発揮した」と認めた。
「一見したところ、技術指令を出させたトトに感謝しなければならないだろう！」とマックス・フェルスタッペンの圧倒的なパフォーマンスの後、クリスチャン・ホーナーに皮肉っぴくコメントした。
「真面目な話、このサーキットは我々の強みを発揮したと思う。我々は非常に効率的な車を持っており、非常に良いセットアップを見つけた。マックスは最初のプラクティスの最初のラップで驚異的な状態だった」
「もちろん、他の皆と同じく戦略的にここでペナルティを科すことを選択し、14番手、厳密に言えば、13番手がスタート地点となった」
「しかし、当然のことだが、それでもマックスは集団を抜け出さなければならず、最初の数周で非常に効率的にそれを行い、彼は我々が予想していたよりもはるかに早く先頭まで到達した。彼にとってあのスティントでソフトタイヤは機能しているようだった」
「その後、マックスとチェコのペースは十分なものであり、彼はカルロスを追い抜き、2010年か2013年以来、チームとして最も支配的なパフォーマンスの1つを持ち帰った」
クリスチャン・ホーナーは、F1 の最新の技術指令とフロアルールによって、レッドブルがスパ・フランコルシャンのセットアップアプローチを変更することを余儀なくされたわけではないと主張した。
「あの技術指令には多くのことが行われ、多くの期待が寄せられた。おそらく自分自身を傷つけるよりも他の人を傷つけたかもしれない」
「実際、我々はマシンの運用方法を変更したわけではない」
「もちろん、オー・ルージュのせいで、ここでの接地は常に問題だったが、それは我々だけの問題ではなく、どのチームでも同じだった」
カテゴリー： F1 / レッドブル・レーシング / メルセデスF1
