レッドブルF1首脳、フェラーリに皮肉「サインツのクラッシュが予算を圧迫」
レッドブルF1のモータスポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、スクーデリア・フェラーリから予算の使用についての追及について、チームはカルロス・サインツのクラッシュの犠牲になっているに違いないと皮肉った。

過去2戦でマックス・フェルスタッペンに敗北を喫したスクーデリア・フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、次戦F1スペインGPでF1-75に最初のメジャーアップデートを投入することを確認している。

レッドブル・レーシングは、すでに2022年マシンRB18にアップグレードを投入している。最初の重要な軽量化はスクーデリア・フェラーリの本拠地であるイモラでの圧倒的な勝利につながった。

マッティア・ビノットは、レッドブル・レーシングにとって予算上限が懸念事項であり、開発プログラムを中止しなければならなくなるだろうと示唆。それはスクーデリア・フェラーリにとってポジティブなことだと語った。

Motorsport-Total.comは、レッドブル・レーシングがすでに開発予算の75%を使い果たしているという報じたが、ヘルムート・マルコは、それを「ナンセンス」として却下した。

「その点で、我々がフェラーリと大きく異なる立場にいるとは思わない」とヘルムート・マルコは語った。

その視点をさらに強調するために、ヘルムート・マルコは、スクーデリア・フェラーリのドライバーであり、レッドブルのF1プログラムの元メンバーであるカルロス・サインツに言及した。

カルロス・サインツは。2022年シーズンの早い段階でいくつかの大きなクラッシュを喫しており、最近ではマイアミの金曜日のフリー走行2回目に大クラッシュをしている。

したがって、ヘルムート・マルコはそれらの修理作業がスクーデリア・フェラーリの利用可能な予算に影響を与えるであろうと語った。

「特に、カルロス・サインツがすでに何度か車をクラッシュさせたことが彼らにどのような影響を与えるのか疑問に思っている」とヘルムート・マルコは続けた。

「それは安くはない!」

報道によると、F1スペインGPのスクーデリア・フェラーリのアップグレードパッケージは、2~3kgの軽量化を実現するとされている。レッドブル・レーシングがRB18を軽量化対策をした後も、まだ最低重量を4kg超過していると言われている。

「それはあなたの推測です」とヘルムート・マルコは反論した。

しかし、レッドブル・レーシングはスペインGPでのアップグレードによって、RB18が最終的に目標重量まで下がることを期待している。

「そこで我々は最終的に最適な重量に達することができる新しいパーツでスタートする」とヘルムート・マルコはF1-Insiderに語った。

「これまでのところ、必要な最小重量である798キログラムを比較的上回っていた」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / スクーデリア・フェラーリ