レッドブルF1代表 「スチュワードルームではなくコース上で決着を」
レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、2021年のF1チャンピオンシップで議論の余地のない方法で勝つことを決意していると主張する。

2021年のF1世界選手権は、同ポイントで迎えたマックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンによる最終戦F1アブダビGPでいよいよ決着がつくことになる。

二人は先週末のF1サウジアラビアGPで再びコース上で接触事故を起こし、マックス・フェルスタッペンはインシデントに対して10秒のタイムペナルティを科された。その衝突は、2人が今シーズン中に絡んだいくつかのフラッシュポイントの1つに過ぎない。

F1アブダビGPでは、同ポイントではあるものの、マックス・フェルスタッペンの方が勝利数が多いため、仮に二人がクラッシュしてダブルリタイアした場合、フェルスタッペンがチャンピオンを獲得する。そのため、過去の“セナプロ対決”と比較されることが多い。

クリスチャン・ホーナーは、レッドブル・ホンダとして2021年のチャンピオンシップがどのように決定するかを警戒していると述べ、サーキット以外の方法で終わらせたくはないと断言する。

「スチュワードの部屋ではなく、グラブルトラップではなく、トラックで勝ちたい」とクリスチャン・ホーナーは語った。

「一年を通して厳しい戦いだった。この2人のドライバーの間には素晴らしいレースがあった。アブダビでのフェアでクリーンなレースになることを願っている」

メルセデスF1が他チームによって最終戦まで挑戦を受けているのはターボハイブリッド時代になって初めてのことだ。

しかし、勢いは過去3戦で連勝を収めているルイス・ハミルトンとメルセデスにあるようだ。

いずれにしろ、クリスチャン・ホーナーは、レッドブル陣営で士気が問題になることはないと語る。

「我々はアブダビに同ポイントで臨むが、勝利の数のおかげでリードしている」とクリスチャン・ホーナーは述べた。

「今年の初めに誰がそんな展開を考えただろうか。メルセデスとの激しい戦いが21レース続いた後の最後のレースで、アブダビでのこのチャンピオンシップに勝つためのワンショットのチャンスを我々に与えてくれるのなら、我々はチームとして全員が本気で自分の腕を噛むだろう」

「過去7年間に見られた優位性に基づけば、皆さんもおそらくそうだと思う」

「この最後の週末に入るにあたって、士気を上げることに問題はない。私たちは実際にサウジアラビアを2位で終えている」

「我々はなんとかリードを奪い、再びレースの大部分をリードしたが、現時点で勝利の女神はルイスに微笑んでいる」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1アブダビGP