レッドブルF1 「メルセデスのリアウイングを抗議する準備は整っている」
レッドブル・ホンダF1は、メルセデスが最近のレースで達成したストレートスピードの向上に疑いを持っており、チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、F1ブラジルGPでのルイス・ハミルトンのマシンが「レース不可能」だったと表現していた。
今週末のF1カタールGPで開催されたFIA記者会見で、クルスチャン・ホーナーは、メルセデスF1のチーム代表であるトトヴォルフに、W12のリアウィングエンドプレートの「スコアマーク」について説明するように求めた。
トト・ヴォルフは「許可されている範囲内だと思うので、大丈夫だと思う」と答えた。
レッドブル・ホンダF1は先週末のブラジルでFIA（国際自動車連盟）にメルセデスF1のリアウイングについて懸念を表明したが、当初は抗議を否定した。
しかし、クリスチャン・ホーナーは、レッドブル・ホンダF1がシーズンの最後の3レースで抗議を開始することを躊躇しないことを確認した。
「それについて隠し立てはしない。ここで我々がマシンにそれを確認すれば、抗議されることになるだろう」とクリスチャン・ホーナーはSky Sports F1に語った。
「このセッションで明らかにかなりの直線速度が見られているが、おそらくここではそれほど大きな要因ではない。おそらく、マシン間で7kphの違いがある」
「しかし、特にジェッダとアブダビでは、ブラジルのようにマシンがかなりシンプルにレース不可能な状況になる可能性がある」
クリスチャン・ホーナーは、メルセデスF1が、DRS（ドラッグ・リダクション・システム）が閉じているときでも、なんとかしてストレートでドラッグをダンプしていると信じており、独自の“隠された”セッティング要素を介してそうしていると疑っている。
「これには非常に具体的な規制がある」とクリスチャン・ホーナーは述べた。
「明らかに、アゼルバイジャンの前に出された指令は重大な影響を及ぼしまた」
「これはさらに高度なものだと思う。動作方法に隠れているため、カメラから見つけるのが難しくなっている。だが、ハンガリー、特に最後の2つのグランプリで指数関数的に直線的なパフォーマンスを見ることができる」
「我々はそれを明らかに懸念している。それがエイドリアン（ニューウェイ）とポール（モナハン）がFIAとそれについて話し合っている理由だ」
レッドブル・ホンダF1は抗議にどれだけ近づいているかと質問されたクリスチャン・ホーナーは「状況を追跡していく。そして、今週末に何が起こるか、我々が目にするものと、我々が行った分析に本当に依存している」とコメント。
「したがって、それは我々が何を目にするかに本当に依存している。多くの点で今後の2つの回サーキットにさらに関連してくると思うのでここに適用されるだけではない」
「だが、競合他社としてメルセデスは、そして、我々が知っているように、シーズンを通して我々のマシンに多大な注意を払ってきた。そして、我々は明らかに同じことをしている」
「明らかにそれはハイステークスであり、プレーできることは非常にたくさんある。我々はそれが平等な競争の場であることを確認したいだけだ」
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