レッドブルF1代表、2022年マシン『RB18』は「まったく異なる哲学で設計」
レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、2022年のF1レギュレーションを元に生み出されるマシンは「誰にとっても白紙の状態」だ年、どのチームが成功するかを見るのを楽しみにしていると語る。

当初、大幅なF1レギュレーション変更をベースにした次世代マシンは、今年に導入される予定だったが、新型コロナウイルスのパンデミックによって2022年まで延期された。

次世代F1マシンは多くの変更が施されるが、中でも“グラウンドエフェクト”の空力コンセプトとシンプルなフロント/リアウイングが特徴的となる。その結果、マシンはより近くまで追従できるようになり、ホイール・トゥ・ホイールのレースが促進されることが期待されている。

クリスチャン・ホーナーは、『RB18』と生み出される2022年F1マシンへの作業は「まったく異なる哲学」で行われていると述べ、ライバルよりもジャンプスタートを決めるために効率的にルールを解釈する重要性を強調した。

「ダウンフォースをウイングに頼らないことで、現在、後続のドライバーが前のマシンに近づくことを妨げている“ダーティエア”効果が減少される」とクリスチャン・ホーナーは  Luxury London に語った。

「マシンを追いやすくすることは、追い越しを促進する。我々が現在持っているものとはまったく異なる哲学だ」

「統治体は、過去5年間に行ったすべてのことを取り除いて、小規模なチームを支援するために予算上限を課している。これは、誰にとっても白紙の状態だ。正しく理解できる人もいれば、そうでない人もいるだろう」

「シーズンが始まる前にスペインで最初のテストを見るのは魅力的だ。通常、誰かがルールの異なる解釈を見つけて有利なスタートを切る。それが自分のチームであることを願っている」

F1は、イギリスGPで新しい2022年F1マシンのコンセプトを公開。最近の報告では、フェラーリがショーカーのデザインから逸脱したアグレッシブなデザインで作業を進めていると報じられている。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1