レッドブル・ホンダF1、快進撃に貢献した化粧品材料を使用した新型オイル
レッドブル・ホンダF1の過去3戦のパフォーマンス向上にはエクソンモービルによって新しく改良されたオイルが貢献している。

レッドブル・ホンダF1のストレートでの強力なスピードに、メルセデスはいわゆる“ベンディ(曲がる)”ウイング、そして、ポール・リカールで導入された2基目のホンダF1エンジンのアップグレードに疑いの目を向けた。

だが、2021年のF1パワーユニットのホモロゲーションルールによって新たな仕様の導入は禁止されている。

F1シュタイアーマルクGPでのマックス・フェルスタッペンの圧倒的な勝利に続き、レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、バクーで導入された燃料サプライヤーのエクソンモービルによる新しいオイルの存在を明らかにした。

「エクソンモービルからの新しいオイルが導入された。それらはルイスがエンジンに指摘していることに役立ったと思っている」とクリスチャン・ホーナーは語った。

「エンジンはホモロゲートされており、同じ仕様だ」

「メルセデスがシーズンの早い段階でエンジンを交換しななければならなかったのは珍しいことだ。おそらく、今年は前年よりも劣化が大きいようだ。しかし、私が言うように、我々にできることは自分の仕事に集中することだけだ」

「そして、ホンダによる素晴らしいパフォーマンスがある。ホンダとの3年間における10回目の勝利だ。これまでのところ非常にいい感じだ。」

化粧品業界で伝統的に使用されている材料を使用してアップグレードされたオイルは、極端な熱や摩耗からエンジンを保護されるように設計されている。

これにより、ホンダのF1エンジンをより高い温度と増加したパワーモードで実行できるようになり、レッドブルはホンダの2基目のパワーユニットに移行したフランスでそのメリットを享受した。

ホンダも2021年の終わりにF1からの撤退を発表した後、当初2022年に予定されていたエンジンを前倒しで導入するために冬の間懸命に作業を進めてきた。

メルセデスに対するレッドブルの直線スピードのアドンテージの背後にある別の要因は、よりスリムなリアウィング、ロードラック、ローダウンフォース構成に移行するという決定だった

「ホンダが冬の間素晴らしい仕事をしたことは間違いないが、マシンの構成を見てほしい」とクリスチャン・ホーナーは説明した。

「メルセデスはこのレースのために彼らのマシンのリアに大きな標的をつけ、我々はかなり細いリアウイングをつけた。我々がストレートで少し速くなったことを理解するためにロケット科学者である必要はない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1