レッドブル・ホンダF1、初日の結果を心配せず「それほど遠くはない」 / F1モナコGP 木曜フリー走行
レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、2021年のF1世界選手権 第5戦 F1モナコGPを振り返り、RB16Bにはまだ改善すべき点がいくつかあるものの、まだ十分な時間があるため、パフォーマンスは心配してはいないと語る。

FP2セッションで、レッドブル・ホンダF1の2台は、マックス・フェルスタッペンが4番手、セルジオ・ペレスが8番手とトップ3に入ることができずに初日を終えた。

FP2を終えたマックス・フェルスタッペンは「遅すぎる」と不満を述べていた。

木曜日の状態についてクリスチャン・ホーナーは「タイヤウィンドウのベストを逃していたと思うし、今のところ、マシンでアンダーステアがあまりに出過ぎており、彼(フェルスタッペン)の好みに合っていない」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

「なので、そこをとにかく調整する必要がある。だが、我々が1マイルも離れているとは思わない」

セルジオ・ペレスは、マックス・フェルスタッペンから0.6秒以上遅れをとったが、クリスチャン・ホーナーはあまり心配していない。

「彼(ペレス)にとって、良い午前だったのは明らかだ。だが、トラフィックが多すぎる。彼らは全員それについて不満を言っていると思う。彼は、ソフトタイヤでの走行でトラフィックを引っかかり、クリーンな走行ではなかった」とクリスチャン・ホーナーは付け加えた。

初日の走行ではシャルル・ルクレールがトップタイム、カルロス・サインツが2番手とフェラーリの2台がタイムシートの上位に並んだ。

「彼ら(フェラーリ)はここ数レースで良いペースを発揮している。彼らは両方のマシンが非常に速い。彼らのマシンはうまくバランスが取れているように見えるし、良い時間を過ごしていた」とクリスチャン・ホーナーは語った。

レッドブルの“動くリアウイング”はF1で多くの論争を引き起こしており、モナコでもメルセデスが抗議を辞さない構えを示した。

だが、クリスチャン・ホーナーはメルセデス W12について「カメラが逆を向いてれば場合、議論は逆になる」と指摘する。

「フロントウイングが動いているのを見てみてほしい。フロントのエンドプレートもしくはフロントのフラップを見てみてほしい。映像から消え始め、再び現れるのを見ることができると思う。フロントとリアの違いは何か?」

2021年 F1モナコGP FP2 結果/タイム
1.シャルル・ルクレール(フェラーリ) - 1分11秒684
2.カルロス・サインツ(フェラーリ) - 1分11秒764
3.ルイス・ハミルトン(メルセデス) - 1分12秒074
4.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) - 1分12秒081
5.バルテリ・ボッタス(メルセデス) - 1分12秒107
6.ランド・ノリス(マクラーレン) - 1分12秒379
7.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ) - 1分12秒498
8.セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ) - 1分12秒708
9.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ) - 1分12秒746
10.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン) - 1分12秒982
11.キミ・ライコネン(アルファロメオ) - 1分13秒065
12.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ) - 1分13秒175
13.ランス・ストロール(アストンマーティン) - 1分13秒195
14.エステバン・オコン(アルピーヌ) - 1分13秒199
15.ダニエル・リカルド(マクラーレン) - 1分13秒257
16.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ) - 1分13秒509
17.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ) - 1分13秒593
18.ニキータ・マゼピン(ハース) - 1分14秒407
19.ミック・シューマッハ(ハース) - 1分14秒416
20.角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ) - 1分14秒829


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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1モナコGP