レッドブルF1代表 「フェルスタッペンのマシンに0.1秒相当の損傷があった」 / F1バーレーンGP 予選
レッドブル・レーシング・ホンダのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、2021年の開幕戦F1バーレーンGPでポールポジションを獲得したマックス・フェルスタッペンはマシンに0.1秒相当の損傷を負っていたことを明かした。

マックス・フェルスタッペンは、ライバルであるメルセデスのルイス・ハミルトンに0.4秒差をつけてポールポジションを獲得。だが、実際にはもっとタイム差は広がっていた可能性がある。

マックス・フェルスタッペンは、予選Q1で縁石に乗り上げてフロアにダメージを負っていた。

その件についてクリスチャン・ホーナーは「マシンの底を激しくヒットして、フロントの一部を失った」とコメント。

「そのため、残りのセッションは、約0.1秒に相当するダメージを負ったまま走らなければならなかった。彼は非常にうまく対処した」

開幕戦でのポールポジションについて「このようなシーズンをスタートできるのは素晴らしいことだ。我々にとっては2013年以来の開幕戦ポールであり、ホンダにとっては1991年のセナ以来となる」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

「シーズン最初のレースでは、燃料を減らし、エンジンのモードが上がるまでは、実際に自分たちがどの位置にいるのかは分からない。Q2は互角の戦いだったし、ミディアムタイヤではメルセデスにわずかなアドバンテージがありそうだったが、ソフトではマックスが巻き返した」

一方、マックス・フェルスタッペンとともにメルセデスと2台で戦うことを期待されて加入したセルジオ・ペレスはQ2で敗退して11番手に沈んだ。しかし、まだペレスの存在を除外するべきではないとクリスチャン・ホーナーは語る。

「セルジオはわずかにQ3に届かず不運だった。彼は非常に多くの成熟度と経験を持っており、うまく適応している。1日半のテストしかなく、マシンの感触に関しては全てが彼にとって新しい状態だ。だが、明日のレースでは競争力を見せてくれるはずだし、まだ除外してはいけない」

「チーム全体が冬の間、我々をこのポジションにおくために多大な努力してくれた。ホンダとエクソンモービルも素晴らしい仕事をしてくれた」

「明日は非常にタイトな戦いになるだろう。メルセデスも調子を上げてきた。2週間前は誰もが彼らを酷評したが、我々の予想した通り、彼らは上位にやってきている。彼らを倒すのは大きなチャレンジだが、我々可能な限りベストな位置からスタートすることになった」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / マックス・フェルスタッペン