レッドブル・ホンダF1 「RB16Bの開発はオンスケジュール」
レッドブル・ホンダF1は、2021年F1マシン『RB16B』の開発はスケジュール通りに進行していると語る。

2021年F1マシンは基本的に昨年のシャシーが持ち越され、レッドブルもRB16の“60%以上”のパーツをキャリーオーバーするため、通常の連番ではなく、Bスペックを意味する『RB16B』と命名している。

それでも、2021年のF1レギュレーションではフロア面積の縮小を含めたリア周りの変更があり、また、ホンダは2022年に導入を予定していた“新骨格”のF1エンジンを導入するため、開発しなければならない部分はたくさんある。

レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、RB16Bの開発は“オンスケジュール”だと語る。

「パフォーマンスの向上に関してホンダF1から非常にポジティブなデータを受け取っているし、我々のシャシーも冬の間にさらに開発されている」とヘルムート・マルコはコメント。

「また、マックスに近いドライバーがいるので、もはやワンマンチームとして活動することはない」と新加入のセルジオ・ペレスについて言及。

「我々は自分たちの弱点を取り除くためにできる限りのことをした」

その一方で、ヘルムート・マルコは、ライバルのフェラーリが2021年のF1エンジンで“大幅な飛躍”を遂げたと語る。

「彼らはエンジン面で大きな飛躍を遂げたと聞いてる」とヘルムート・マルコはコメント。

「彼らは50馬力遅れていた昨シーズンのショックから立ち直ったと思う。彼れは今、新たなモチベーションを持っている」

また、ヘルムート・マルコは、教え子のセバスチャン・ベッテルの離脱は、フェラーリにとってもうひとつのポジティブな前進だと考えている。

「最終的にベッテルにとって良いことではなかったので、チームのリーダーシップとの合意が増えたのは良いことだ。彼らにチャンピオンシップ4位を争うチャンスがあるのは確かだと思う」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1