レッドブル・ホンダF1、新型フロントウイングの調整プロセスを変更
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前戦F1トルコGPの予選で2番グリッドを獲得したマックス・フェルスタッペンだったが、ピットストップ中にフロントウイングを調整した際にミスがあり、左右のフラップで7度の差がついた状態でピットアウト。これによって空力バランスが狂い、タイヤの劣化が激しくなった。
原因はF1トルコGPで導入した新しいフロントウイングの調整方法がこれまでとは逆方向に設定されており、メカニックが古いプロセスを使用したことで左右で大きな差がついてしまった。
「伝達ミスがあった」とマックス・フェルスタッペンは語った。
「レース前、どのようにするべきかを伝えられていた。新しいフロントウイングだったので、他のすべてのウイングと比較して反対方向に回さなければならないとね」
「レース中、その説明に何か問題があったんだと思う」
レッドブル・ホンダF1は、今週末のF1バーレーンGPで再発を防ぐために、新しいフロントウイングのアジャスト方法は過去に使用していたプロセスに変更した。
「もちろん、それは二度と起こらないだろう。今ではウイングはすべて同じように機能し、すべて同じように回転するからね」とマックス・フェルスタッペンは言いました。
「でも、トルコでは新しいフロントウイングが1つしかなかったし、あの週末はそっちの方が良いと思ったので、残りの週末もそれを使いたかった。あのウイングだけが反対方向に向きを変えるようになっていた。それで調整に問題が起こってしまった」
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