レッドブルF1首脳、アルボンには寛容も「クビアトの4位は助けにならない」
ダニール・クビアトは、2020年シーズン末でレッドブルのF1プログラムを離れることは確定しているようだ。

アルファタウリ・ホンダF1のドライバーを務めているダニール・クビアトは、F1エミリア・ロマーニャGPで4位入賞。レース後、苦戦を強いられているレッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンを簡単に上回ったと考えていると述べた。

「レースの最初から潜在的に速いマシンを持っているアルボンよりもはるかに強かった」とダニール・クビアトは語った。

しかし、26歳のダニール・クビアトはすでにレッドブルのF1ドライバープログラムのボスから放出を言い渡されているようだ。

F1エミリア・ロマーニャGPの4位入賞によって2021年にダニール・クビアトがアルファタウリ・ホンダF1のシートを維持する可能性が向上したかと質問されたヘルムート・マルコは「ノー」と Sky Deutschland に語った。

「それは非常に良いパフォーマンスだった。だが、それが将来の彼を助けることはないだろう」

ダニール・クビアトには冷酷に思えるが、レッドブルは2021年にホンダF1の育成ドライバーでもある角田裕毅の昇格を考えているのは事実だ。それはアレクサンダー・アルボンのキャリアにも影響を与える可能性がある。

ニコ・ヒュルケンベルグもしくはセルジオ・ペレスが2021年に後任として加入する可能性があるという大きなプレッシャーと噂の中、アレクサンダー・アルボンはイモラでも再び輝きを見せることはなく、最下位でレースを終えた。

それでも、ヘルムート・マルコはアレクサンダー・アルボンに寛容であり、もっと時間を与えるつもりだと主張する。

「イモラの後でも、我々がアルボンについて決定を下すことはない。我々は彼にもう少し時間を与える」

「アルボンはアブダビでの最後のレースまで自分自身を証明する必要がある。それから彼が残留できるかどうか、または外部から誰かを探してくるかどうかについて内部決定を下す」

「市場には多くのドライバーがいるので、急いで選択する必要はない」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / ダニール・クビアト / アレクサンダー・アルボン