レッドブル:1-2フィニッシュでシーズンを締めくくる (F1アブダビGP)
レッドブルは、F1アブダビGP決勝レースで、セバスチャン・ベッテルが1位、マーク・ウェバーは2位で最終戦を1-2フィニッシュで飾った。
レッドブルが最終戦を見事な1-2フィニッシュで飾った。セバスチャン・ベッテルは、今季4勝をあげて84ポイントを獲得。ドライバーズチャンピオンシップで2位に輝いた。
マーク・ウェバーも初優勝を含めて69.5ポイントを獲得し4位でシーズンを終了。レッドブルは合計153.5ポイントでコンストラクターズ2位を獲得した。
セバスチャン・ベッテル (1位)
「最高のレースだった。ルイスを抜くことはできなかったが、とても良いスタートを切ることができた。ルイスとの距離が接近していたので驚いたが、ロングストレートで彼がKERSのボタンを押すと、あっという間に彼は前方へ消えていった。でも、彼との距離を保つことはできた。僕の方が少し重いことも分かっていたし、最終セクターで追いつくこともできると思っていたからね。クルマも今日は夢のようだった。プレッシャーは大きかった。最初のピットストップではピットレーンの入り口と、あの怖ろしいトンネルを抜ける出口で膨らみそうになったが、限界ギリギリで走り、ルイスを抜くことができた。その後、彼は運悪くリタイヤとなったが、それまでの彼とのレースは最高だった。その後はマークとジェンソンとの間にある程度のクッションがあったので、僕は自分のペースを作ることができた。最後までクルマは好調だった。タイヤはどちらのコンパウンドも最高で、今日はクルマの中にいることが楽しかった。シーズンをまとめると?アップダウンはあったが、今はとても調子が良く、4回目の1−2フィニッシュを果たすことができた。チームにおめでとうと言いたい。チームは本当に良く頑張ってくれた。ファクトリーのメンバーもとても良い仕事をしてくれたと思う。こんなに調子が良いのに、シーズンが終わってしまうのは残念だよ!!こんな気分でシーズンを終えられるのは最高だ」
マーク・ウェバー (2位)
「かなり良いスタートを切ることができ、セバスチャンのアウト側を狙っていたが、ターン5まではかなり距離があったので、無理はせずにイン側へ戻った。第1コーナーの後にクルマの左側がかなり激しくぶつかったのでパンクを心配していたが、僕のレースエンジニアのシアロンが空気圧は十分だと言ってきたので安心した。最初の数周はルイスも少し苦しかったらしく、思った以上に僕もセバスチャンも彼に近づくことができた。その後はレースも落ち着いてきて、僕はプライムタイヤのパフォーマンスにも満足していた。今日は第2、第3スティントでセバスチャンが僕よりも少し速かった。特に第3スティントが速かった。オプションタイヤはあまり感じるところがなかった。金曜日も同じだった。オプションではかなり遅かったし、安定性に関してもプライムの方が良かった。レース終盤、ジェンソンが僕との距離を縮めてきたので、ちょっと大変かなと思ったよ。トップスピードは僕たちの方が少し有利だったが、それほどの大きな差でもなかったので、ブレーキングポイントを間違えないように注意した。限界ギリギリでのクリーンな良い戦いができた。今年のジェンソンのドライビングをさらに際立たせるようなバトルだった。チームの成し遂げたことを讃えると同時に、事故の怪我の回復を辛抱強く待ってくれたチームに感謝したい。今年は、セバスチャンと共に走ることができてとても楽しかった。ルノーも素晴らしいエンジンを僕たちに与えてくれた。レッドブルにとっても誇れる1年だったと思う。僕にとっては、これまでで最高のシーズンだった。合計で16回の表彰台を成し遂げることができた。とても良いリザルトだ」
クリスチャン・ホーナー チーム代表
「今年4度目の1−2フィニッシュと6度目の優勝を達成することができ、素晴らしいシーズンの最後となった。ドライバーのふたりは素晴らしい戦いを見せてくれた。セバスチャンは完ぺきなレースを戦い、優れた戦略を通してルイスを抜くことができた。良いペースだった。ピットクルーも素晴らしい仕事ぶりだった。マークは次のピットストップでルイスを抜けるだけの燃料を搭載していたが、ルイスのリタイヤによって、思っていたよりも早くその機会がやってきた。その後のプライムタイヤではふtりとも本当に力強い走りを見せてくれた。マークは最終ストップの前に難しい渋滞でかなりのタイムロスがあり、その後のオプションタイヤではトラクションに少し苦んだために、ジェンソンとの距離が縮まってしまった。最後の1周は今年一番のエキサイティングな周回だった。2位を守り抜いたマークは素晴らしい仕事をした。チームの全員におめでとうと言いたい。素晴らしい1年だった。我々を支援してくれたレッドブルとマテシッツ氏に感謝したい。エンジンパートナーのルノー、そしてこの素晴らしいリザルトのために頑張って働いてくれたミルトンキーンズのメンバー全員に感謝したい。今年は様々なことを学ぶことができた。2010年はさらに強いチームになって戻ってきたい」
ファブリス・ロム ルノー・プリンシパルエンジニア
「これで今シーズンもおしまい。これまでに成し遂げたことを思い返す時がやって来た。まず最初に、とても良いシーズンだったと思う。チームは、我々よりもずっと経験豊富なチームを凌いでのチャンピオンシップ2位を達成した。マクラーレンやフェラーリの2倍のポイントを獲得することができた。これは素晴らしいことだと思う。レッドブルの素晴らしいクルマに感謝したい。また、クルマに乗ったときも、そうでない時も常に素晴らしい仕事をしてくれたドライバーたちに感謝する。運転以外の仕事にも言及したのは、我々のエンジンに技術的な問題があったり、政治的な問題があった時にもチームの一員でいてくれたからだ。ひとつのチームとしての努力が報われた。今年はエンジンの数も限られていたが、セバスチャンも規定の数以上のエンジンを必要としなかった。これは素晴らしいことだし、新しいエンジンがない状況になってから2回も優勝している。また、素晴らしいエンジンを与えてくれたヴィリーとオービニーのメンバー全員にも感謝したい。そして最後に、レースやテストでレッドブルのために仕事をしてくれた、ルノーのメンバーに感謝したい。彼らは素晴らしい仕事をしてくれた。彼らのことを誇りに思う」
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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1アブダビGP
レッドブルが最終戦を見事な1-2フィニッシュで飾った。セバスチャン・ベッテルは、今季4勝をあげて84ポイントを獲得。ドライバーズチャンピオンシップで2位に輝いた。
マーク・ウェバーも初優勝を含めて69.5ポイントを獲得し4位でシーズンを終了。レッドブルは合計153.5ポイントでコンストラクターズ2位を獲得した。
セバスチャン・ベッテル (1位)
「最高のレースだった。ルイスを抜くことはできなかったが、とても良いスタートを切ることができた。ルイスとの距離が接近していたので驚いたが、ロングストレートで彼がKERSのボタンを押すと、あっという間に彼は前方へ消えていった。でも、彼との距離を保つことはできた。僕の方が少し重いことも分かっていたし、最終セクターで追いつくこともできると思っていたからね。クルマも今日は夢のようだった。プレッシャーは大きかった。最初のピットストップではピットレーンの入り口と、あの怖ろしいトンネルを抜ける出口で膨らみそうになったが、限界ギリギリで走り、ルイスを抜くことができた。その後、彼は運悪くリタイヤとなったが、それまでの彼とのレースは最高だった。その後はマークとジェンソンとの間にある程度のクッションがあったので、僕は自分のペースを作ることができた。最後までクルマは好調だった。タイヤはどちらのコンパウンドも最高で、今日はクルマの中にいることが楽しかった。シーズンをまとめると?アップダウンはあったが、今はとても調子が良く、4回目の1−2フィニッシュを果たすことができた。チームにおめでとうと言いたい。チームは本当に良く頑張ってくれた。ファクトリーのメンバーもとても良い仕事をしてくれたと思う。こんなに調子が良いのに、シーズンが終わってしまうのは残念だよ!!こんな気分でシーズンを終えられるのは最高だ」
マーク・ウェバー (2位)
「かなり良いスタートを切ることができ、セバスチャンのアウト側を狙っていたが、ターン5まではかなり距離があったので、無理はせずにイン側へ戻った。第1コーナーの後にクルマの左側がかなり激しくぶつかったのでパンクを心配していたが、僕のレースエンジニアのシアロンが空気圧は十分だと言ってきたので安心した。最初の数周はルイスも少し苦しかったらしく、思った以上に僕もセバスチャンも彼に近づくことができた。その後はレースも落ち着いてきて、僕はプライムタイヤのパフォーマンスにも満足していた。今日は第2、第3スティントでセバスチャンが僕よりも少し速かった。特に第3スティントが速かった。オプションタイヤはあまり感じるところがなかった。金曜日も同じだった。オプションではかなり遅かったし、安定性に関してもプライムの方が良かった。レース終盤、ジェンソンが僕との距離を縮めてきたので、ちょっと大変かなと思ったよ。トップスピードは僕たちの方が少し有利だったが、それほどの大きな差でもなかったので、ブレーキングポイントを間違えないように注意した。限界ギリギリでのクリーンな良い戦いができた。今年のジェンソンのドライビングをさらに際立たせるようなバトルだった。チームの成し遂げたことを讃えると同時に、事故の怪我の回復を辛抱強く待ってくれたチームに感謝したい。今年は、セバスチャンと共に走ることができてとても楽しかった。ルノーも素晴らしいエンジンを僕たちに与えてくれた。レッドブルにとっても誇れる1年だったと思う。僕にとっては、これまでで最高のシーズンだった。合計で16回の表彰台を成し遂げることができた。とても良いリザルトだ」
クリスチャン・ホーナー チーム代表
「今年4度目の1−2フィニッシュと6度目の優勝を達成することができ、素晴らしいシーズンの最後となった。ドライバーのふたりは素晴らしい戦いを見せてくれた。セバスチャンは完ぺきなレースを戦い、優れた戦略を通してルイスを抜くことができた。良いペースだった。ピットクルーも素晴らしい仕事ぶりだった。マークは次のピットストップでルイスを抜けるだけの燃料を搭載していたが、ルイスのリタイヤによって、思っていたよりも早くその機会がやってきた。その後のプライムタイヤではふtりとも本当に力強い走りを見せてくれた。マークは最終ストップの前に難しい渋滞でかなりのタイムロスがあり、その後のオプションタイヤではトラクションに少し苦んだために、ジェンソンとの距離が縮まってしまった。最後の1周は今年一番のエキサイティングな周回だった。2位を守り抜いたマークは素晴らしい仕事をした。チームの全員におめでとうと言いたい。素晴らしい1年だった。我々を支援してくれたレッドブルとマテシッツ氏に感謝したい。エンジンパートナーのルノー、そしてこの素晴らしいリザルトのために頑張って働いてくれたミルトンキーンズのメンバー全員に感謝したい。今年は様々なことを学ぶことができた。2010年はさらに強いチームになって戻ってきたい」
ファブリス・ロム ルノー・プリンシパルエンジニア
「これで今シーズンもおしまい。これまでに成し遂げたことを思い返す時がやって来た。まず最初に、とても良いシーズンだったと思う。チームは、我々よりもずっと経験豊富なチームを凌いでのチャンピオンシップ2位を達成した。マクラーレンやフェラーリの2倍のポイントを獲得することができた。これは素晴らしいことだと思う。レッドブルの素晴らしいクルマに感謝したい。また、クルマに乗ったときも、そうでない時も常に素晴らしい仕事をしてくれたドライバーたちに感謝する。運転以外の仕事にも言及したのは、我々のエンジンに技術的な問題があったり、政治的な問題があった時にもチームの一員でいてくれたからだ。ひとつのチームとしての努力が報われた。今年はエンジンの数も限られていたが、セバスチャンも規定の数以上のエンジンを必要としなかった。これは素晴らしいことだし、新しいエンジンがない状況になってから2回も優勝している。また、素晴らしいエンジンを与えてくれたヴィリーとオービニーのメンバー全員にも感謝したい。そして最後に、レースやテストでレッドブルのために仕事をしてくれた、ルノーのメンバーに感謝したい。彼らは素晴らしい仕事をしてくれた。彼らのことを誇りに思う」
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