レッドブルF1、FIAによるエンジン論争への取り締まり強化を信頼
レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、FIA(国際自動車連盟)がここ数週間で論争の的となっているF1エンジンの燃料流量の問題に適切な取り締まりを行ってくれると信頼していると語る。

レッドブルのチーフエンジニアを務めるポール・モナハンは、10月22日に燃料流量の抜け穴に対する質問をFIAに送付。それが引き金となり、F1アメリカGP以降、3つの技術指令が発行された。

そして、F1アブダビGPの決勝レース直前に、フェラーリのシャルル・ルクレールのマシンが技術指令に基づいて申告された燃料量と実際に搭載されている燃料量が一致していないことが発覚。レース後にフェラーリに対して50000万ユーロの罰金が科せられた。

FIAの取り組みについて質問されたクリスチャン・ホーナーは「彼らがあらゆるエリアでエンジンの複雑さを確実にするためにできる限りのことをやっているのは確かだ」とコメント。

「そして、彼らはグレーゾンを非常に明確にするためにより多くのステップを進めてくれていると思う」

FIAに潜在的な問題を警告することにおけるF1チームの役割についてクリスチャン・ホーナーは「もちろん、リソースは限られていることが常に要素となる。だが、彼らは中立な競争の場であることを保証するために多くのリソースを投資してくれていると思う」とコメント。

「冬に向けて最も重要なことは2020年にむけて明確化することだ。規則の変更と技術指令によって懸念が軽減されることを願っている」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / FIA(国際自動車連盟)