レッドブル 「インディカーのエアロスクリーンはF1のヘイローより強固」
レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズは、2020年にインディカーに採用されるエアロスクリーンは、F1で使用されているヘイローよりも強力だとしている。

2018年にF1やF2などカテゴリーに導入されたヘイローは、コックピットでドライバーの頭部を保護するように設計されており、112キロニュートンの重量でテストが実施されているが、実際に耐えられる最大負荷は125キロニュートンだと述べられている。

しかし、2020年にインディカーで採用されるエアロスクリーンは、ヘイローよりも25キロニュートン高い負荷に耐えられるという。

エアロスクリーンはヘイローに似た構造を備えており、先週水曜日にインディアナポリスで初めてコース上で実走テストが実施された。テストを担当したウィル・パワーとスコット・ディクソンは、必要であればすぐにレースをができる完成度だと語っている。

レッドブルの、先進技術商業開発責任者であるアンディ・ダメラムは「我々はF1でヘイローを採用しているが、エアロスクリーンもしくはフープは150キロニュートンに耐えられる」

「だから、現時点ではF1のヘイロー以上だと思っており。150キロニュートンの負荷に耐えられる」

2020年のインディカーの導入を前にインディカーではさらに3回のテストが予定されている。そこでは雨天でのエアロスクリーンの反応を確認するためにウェットでテストできることを期待されている。

ウィル・パワーとスコット・ディクソンは、エアロスクリーンには雨に対処できる機能が組み込まれていると語る。

「スクリーンには曇りのために加熱スクリーンとなっている。実際、曇りはスクリーンの水よりも悪いと思う」とウィル・パワーは語る。

「Rain-Xやワックスのような雨をはじくことができる製品がある。それらもテストしなければならない。だが、もし曇っても、悪くないはずだ」

スコット・ディクソンは「今年のデトロイトのレースのような霧は最も困難な状況だと思う。その後、彼らはバックストレートとコンクリートをやり直した。多くの白い埃があったし、それがバイザーについたときはちょっと面倒だったけど、面白かった」

「僕たちはティアオフのついたバイザーでレースをしている。似たようなものになるだろう」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / インディカー