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レッドブル・レーシングは、ホンダF1という新たな対象を得たことでエイドリアン・ニューウェイのF1へのモチベーションが活性化していると語る。

“空力の鬼才”“空力の魔術師”と称され、これまで数々のタイトル獲得マシンを生み出してきたエイドリアン・ニューウェイだが、F1レギュレーションによって開発の範囲が狭まっていったことで近年はF1の第一線から退いていた。

その間、エイドリアン・ニューウェイはレッドブルの最高技術責任者という肩書は残りつつも、アメリカズカップやアストンマーティンのハイパーカー“ヴァルキリー”の開発に関与していたが、2017年に新しいハイダウンフォースレギュレーションが導入されてレッドブル・レーシングがスロースタートを切ったことで徐々に再び関与するようになっていった。

レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、レッドブル・レーシングがルノーからホンダへとF1エンジンを切り替えたことがエイドリアン・ニューウェイの創作意欲を維持することに役立っていると語り、また、F1プロジェクトへの関与についても自由に選択できるように待遇を変えたと述べた。

「エイドリアンはもう通常の勤務時間で働くことを望んでいない。彼は日当で我々のために仕事をしている」とヘルムート・マルコはコメント。

「彼はヴァルキリーのプロジェクトに非常に魅力されていたし、興味を持っていた」

「彼には常に新しいタスクを用意する必要がある。エイドリアンがエンジンにチャンスがないとわかっていれば、今と同じエイドリアンはいなかった」

「彼は12月にさくらのホンダの開発センターにいた」

ヘルムート・マルコは、過去にタイトルダブルを4連覇していた以来のワールドチャンピオン獲得を目指しているレッドブル・レーシングにとって“やる気に満ち溢れたニューウェイがいることは大きな財産”だと語る。

「我々は彼の個人的なニーズを満たす方法を見つけた。それは我々チームにとって価値をもたらす」とヘルムート・マルコはコメント。

今年、エイドリアン・ニューウェイは、レッドブルとの契約の最終年度となる。

以前、フェラーリが強力にアプローチをかけていたことで知られるエイドリアン・ニューウェイは、昨年のF1モナコGPの時期にルノーが引き抜こうとしているとの噂が浮上した。最終的にはルノーがその噂を否定している。

ヘルムート・マルコは、レッドブルが“これまであらゆる引き抜きの試みを阻止してきた”と語る。

「ニューウェイは重要な要素だ」とヘルムート・マルコはコメント。

「新しい空力ルールが登場したとき、我々は完全に外していた。だが、5月のバルセロナまでに再び競争力のあるクルマを持っていた。それがニューウェイだ。設計段階でさえ、彼は全ての技術データを見なくても正しくないことを見抜いていた」

「彼は『それではうまくいかない』と伝えることができる。彼はコンピューターを持っていない。彼のオフィスにいるとまさに自宅にいるように感じるよ! ただ大きな製図版があるだけだ」

「他の人がそれを理解できるように別の人がそれをコンピュター言語に翻訳している」

「だが、彼がデザインしたものは95%正しい」

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カテゴリー: レッドブル | ホンダF1