コースオフするマーク・ウェバー(イタリアGP)
レッドブルは、F1イタリアGP決勝レースで、マーク・ウェバーが8位、デビッド・クルサードは16位だった。

3番グリッドからスタートしたマーク・ウェバーだったが、最初のピットストップのあと、トラフィックに捕まってしまいタイムを失ってしまう。最後はハミルトンとバトルを展開したが、抜くことはできず8位でフィニッシュした。

デビッド・クルサードは、中嶋一貴との接触もあり16位でレースを終えた。

マーク・ウェバー (8位)
「1回目のピットストップの後にコースに戻ったらロバートとフェルナンドの後ろだったために、新しいタイヤでタイムロスしてしまった。その時にヘイキがぼくとの差を広げたんだ。彼らの後ろで走った7、8周で、タイヤがダメになってしまった。彼らを抜くのも簡単ではなかったので、そこでもタイムロスしている。最終セクションは悪くなかったが、始めるのが10秒遅かったので、それでお終い。そんなわけで、今日は何ポイントか無駄にしてしまったが、こんな日はうまくいかなくても当然だ」

デビッド・クルサード (16位)
「レース序盤はブレーキのバランスバーにトラブルがあり、2番目のレズモでコースアウトした。その後、リヤ・タイヤの消耗が激しく、ウェットタイヤはリヤにブリスターが発生していた。ピットストップしてインターミディエイト・タイヤに交換したが、それでもリヤが早くダメになり、コーナーをそっと走らなければならなかったので、どんどんポジションを落としてしまった。最終的には、パラボリカのブレーキングで中嶋がアウトから回り込んで来たが、あのコーナーは弧を描いているためぼくは彼を避けることができなかった。彼は回る時にぼくのウィングに接触した」

クリスチャン・ホーナー
「まず、セバスチャン・ベッテルとトロロッソ、おめでとう。レッドブルに素晴らしいリザルトを持ち帰ってくれた。ベッテルは素晴らしいレースを戦い、ライバルを完全に制覇していた。クルマを作ったレッドブル・テクノロジーにとっても大きな誇りだと思う。マークのレースの第1スティントは良かったが、不運にも渋滞でポジションを落とし、インターミディエイト・タイヤに交換後のアウトラップでスピンしてマッサにポジションを譲ってしまった。レース終盤はとても良いスピードを見せたが、あのアウトラップでポジションを落としてしまっていたために、再びあのポジションを取り返すことはできなかった。デイビッドに関してはダメもとで賭をして1ストップ戦略でインターミディエイト・タイヤで走らせたが、残念ながらレース終盤にポジションを落とし、最終的には中嶋とのアクシデントがあった」

ファブリスロム、ルノー・プリンシパルエンジニア
「難しいレースだった。3番手グリッドからのスタートだったが、こんなコンディションだったので、マークはコースアウトしそうになっていた。8位で1ポイント獲得となったので、何もないよりはましだ。正直に言うと、非常に悔しい。最後はペースも良かった。とても速かったんだ。トロロッソとセバスチャン、おめでとう。初ポールポジション、初優勝を同時に達成した。素晴らしいことだ」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング