レーシングブルズF1 リンドブラッドのみアップデート投入「予選結果で決めた」
レーシングブルズはF1ベルギーGPで最新アップデートを投入したが、その恩恵を受けたのはアービッド・リンドブラッドのみだった。チーム代表のアラン・パーメインは、短期間で2台分を準備できなかった事情と、リアム・ローソンとの公平性を保つために採ったユニークな決定方法を明かした。

レーシングブルズは現在、4戦連続でダブル入賞を記録しており、コンストラクターズランキングではアルピーヌを逆転して「ベスト・オブ・ザ・レスト」の座を狙っている。

その一環としてベルギーGPにはサイドポッドやロールフープ、ブレーキドラム、リアウイングなどの改良を持ち込んだが、冷却系アップデートはリンドブラッド車だけに搭載された。

2台同時投入は不可能だった
パーメイン代表は、1台だけにアップデートを投入することは本意ではなかったと説明した。

「正直なところ、1台だけにアップデートを持ち込むのは好きではない」

「2台とも改修するのは不可能だった。これはシャシーの改造で、ロールフープを小型化する必要があった。シルバーストンからスパまでの短い期間では、2台とも間に合わせることができなかった」

そのため、どちらのドライバーにアップデートを与えるか決める必要があったという。

オーストリアで2人に事情を説明
パーメイン代表は、オーストリアGP予選後の土曜日にローソンとリンドブラッドを呼び、状況を説明したことを明かした。

最初に提示した案は、ベルギーGPでは誰もアップデートを使わず、次戦ハンガリーGPで2台同時に投入するというものだった。

「オーストリアの土曜日の夜、2人と話をした。予選がとても良かったので、みんな機嫌がいい時に悪い知らせを伝えようと思った。スパには良いアップデートを持っていくけれど、1台分しか用意できない。もう1台はブダペストになると伝えた」

「最初に提案したのは、とてもシンプルで公平な方法だった。スパでは誰もアップデートを使わず、ブダペストで2台ともアップデートするという案だ。当然、2人とも『何を言っているんだ』という顔をしたし、私自身も本気で考えていたわけではなかった」

アービッド・リンドブラッド(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

予選で前に出たドライバーが獲得
その後、パーメイン代表はコイントスという案も提示したが、最終的にはイギリスGP予選で上位だったドライバーがアップデートを獲得する方法に決まった。

「次に『コイントスでもいいし、少し楽しさを加えて、シルバーストンで予選が上だった方がスパでアップデートを使うというのはどうだろう』と提案した」

「2人ともその案に同意し、その方法で決めた」

結果として、イギリスGP予選でローソンを上回ったリンドブラッドがベルギーGPで新仕様マシンを走らせることになった。

次回はローソンを優先
パーメイン代表は、今季中に再び同じ状況になれば、次はローソンを優先すると明言している。

「シーズン後半でもう一度同じようなことが起きるかもしれない。まだ大きなアップデートを予定している。その時はリアムに渡す。同じやり方は繰り返さない」

「次回は自動的に彼の番だ。今回は誰かに割り当てるだけではなく、少し楽しさを加えて決めようとした」

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カテゴリー: F1 / ビザ・キャッシュアップRB / F1ベルギーGP