F1 キミ・ライコネン
アルファロメオ・レーシングのキミ・ライコネンは、F1中国GPで実に53戦ぶりのQ2敗退を喫して13番手で終えた。

今年フェラーリからアルファロメオに移籍したキミ・ライコネンは、開幕2戦ではQ3進出を果たしていたが、F1中国GPではカットアウトタイムに0.2秒届かずQ2で敗退。2016年のF1ドイツGPから継続していた連続Q3進出が53戦で途絶えることになった。

フェラーリ製エンジンを搭載するアルファ・ロメオはストレートでアドバンテージがあると考えられていた、キミ・ライコネンはバックストレートで大きくタイムを失っていた。

「Q1の最初の走行など、いくつかかなり良い走行ができていた」とキミ・ライコネンは語る。

「でも、最終コーナーで横を向いてしまったりで、次の2つはかなり平均的だった。でも、最後の走行のフィーリングは良かったし、よりあるべき走行ができていた。今日はとにかくスピードがなかった」

「僕たちはバックストレートでスピードを失っていたけど、僕たち自身の問題だ。そのラップでは以前と比べて風が少し強かったのかもしれない。仕方ないことだ」

日曜日のレースの見通しについて質問されたキミ・ライコネンは「明日どうなるか見てみるつもりだけど、単独走行でのいくつかはかなり良かった。C2はかなりトリッキーだったけど、それぞれのタイヤセットで挙動はかなり違っているように思う。だから、簡単にはいかないだろう」と語った。

アルファロメオ・ザウバーのF1チーム代表フレデリック・バスールは、キイ・ライコネンのペースの低下は突風によるものだと主張しつつも、それをQ2敗退の言い訳にはしたくないと語る。

「パワーをロスしたわけではなく、トップスピードが失われていた」とフレデリック・バスールはコメント。

「非常に奇妙だった。狂ったような向かい風だった。我々と一緒に(バルテリ)ボッタスとそれ以外の小さなグループがいたと思うが、5~10秒間は誰もスピードを向上させることができなかった。だが、それを言い訳にはできない」

「最初の2つのイベントは、我々たちにとってうまくいったと思う。100分の数秒差のときもあったし、カットオフの上にいることもあれば、わずかに下回ることもあった。それを受け入れなければならない。昨日はレースペースは強かったと思う。1周目の終わりにどうなっているか見てみるつもりだ」

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カテゴリー: F1 / キミ・ライコネン / F1中国GP / アルファロメオF1チーム