キミ・ライコネン (フェラーリ)
キミ・ライコネンが、F1モナコGPへの意気込みを語った。スペインGPでは予選で決定的なミスを起こしたフェラーリだが、ライコネンはマシンの改善に手応えを感じている。

キミ・ライコネン (フェラーリ)
モータースポーツには、このようなことはある。改善させるために頑張っているけど、スペインのようにうまくいかないことがね。信じられないようなネガティブな出来事と間違った決断によって、とても酷い週末になってしまった。

ただポジティブなのは、マシンのパフォーマンスがここ4レースと比較して改善されたことだ。ここ数週間の努力が結果となってあらわれている。スタートしてすぐにマシンが改善されて、素晴らしいポテンシャがあると気づいた。最後のレースだけでなく、シーズン全体のためにね。予選は良くないことが起こった。僕たちは間違った決断をしてしまい、かなり高くついてしまった。酷い瞬間だったよ。

残念ながら、レースはとても短かったけど、少なくとも僕たちがコンペティティブなことはわかった。ライトが見えなくて、他のマシンが動いているのを感じたけど、スタートはうまくいった。マシンはとても良かったから、ポイントを獲れると確信していた。ファーストラップでハイドフェルドをパスしようとしていたけど、セーフティカーが入ってその可能性はなくなってしまった。そのあと、僕の方が速かったけど、オーバーテイクは難しくなった。いずれにしても、僕はレースをフィニッシュしなかっただろうけどね。ハイドロリック系の問題でアクセルの電子コントロールが止まってしまい、コース脇に止めるしかなかったんだ。

5レースを終えて、3ポイントしか獲っていない。チャンピオンシップ争いは本当に難しくなったけど、モチベーションがなくなったわけではない。また優勝したいし、それを成し遂げられる自信はある。もっとコンペティティブをつけて、特にもっと信頼性を上げるために、一生懸命作業を続けていくつもりだ。

すでにハードワークが報われたことは確認できた。次のレースはモナコだし、素晴らしい週末を過ごしたこともあるけど、とても難しいレースである。表彰台争いができれば素晴らしいけど、ここトラックは他のよりもずっと予測不可能だ。予選が決定的になるし、1つのミスも許されない。

開催日程:2009年 F1 モナコGP

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カテゴリー: F1 / キミ・ライコネン / スクーデリア・フェラーリ