キミ・ライコネン
キミ・ライコネンは、バーレーンGPの金曜のフリー走行でKERSを使用しないことを明らかにした。しかし、フェラーリは、フェリペ・マッサのマシンでKERSを復帰させる。

フェラーリは、信頼性の問題で中国GPではKERSを完全に外したが、フェリペ・マッサはKERSがないことでマシンに競争力がなくなったとしていた。

しかし、ライコネンの体重では、特にKERSの決定がマージンをもたらさないと思われる。フェラーリは、バーレーンで状況を改善するため、ライコネン用に昨日クラッシュテストを受けたばかりの新しい軽量版のシャシーを導入している。

それでも、ライコネンはKERSを使用しないだろうと語る。

「明日はKERSを使わない。もう1台のクルマは明日KERSを走らせるので、そのあと、どちらで行くか決めることになるだろう。2台のマシンを比較してみて、どんな差が出るか見てみたい」

マクラーレンは、ロングストレートとヘビーブレーキングがあるサキールでは、KERSが有利に働くと見解を示しているが、ライコネンはKERSがどれくらいの利益を生むかについては確信していない。

「いくつかの場所ではかなり速いかもしれないけど、マシンはこの前のレースでそれほど悪くなかった。僕たちはKERSを搭載しても速かったかもしれないけど、僕たちにとってドライビングに大きな違いはない」

他のチームでは、BMWザウバーのニック・ハイドフェルドはバーレーンでKERSを使い続ける。中国ではKERSを使用しなかったルノーは、金曜にフリー走行でKERSを走らせて、残りの週末の計画を決定するようだ。

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カテゴリー: F1 / キミ・ライコネン / スクーデリア・フェラーリ / F1バーレーンGP