キミ・ライコネン
キミ・ライコネンは、バックマーカーがブルーフラッフに従って脇へどくことは難しくないはずだと主張した。

F1日本GPの決勝では、ブルーフラッグを出されたバックマーカーたちの問題が随所で見られた。ギアボックス交換によるペナルティによって3番グリッドから8番グリッドに降格し、苦戦の末に5位入賞を遂げたキミ・ライコネンは、ブルーフラッグが掲示されてもなかなかよけないバックマーカーたちについて不満を漏らしたドライバーの一人でもあった。

キミ・ライコネンは、鈴鹿サーキットのタイトでツイスティなコースレイアウトがこの問題を悪化させたと考えつつ、特定のドライバーが他のドライバーよりも指示に対してあがいていたと語った。

「ここはタイプが違うのでコースの問題もある思う。でも、ブルーフラッグが振られた際、一部のドライバーはすぐに道を開けて前に行かせてくれて、周回遅れになっていた。時には彼ら自身がバトルをしていることも理解はしているけれど、先に行かせることはそんなに難しいことではない」とキミ・ライコネンはコメント。

「いつだってタイムロスはあるものけど、彼らは1周遅れなんだし、それがレースの一部だ。鈴鹿のようなサーキットではバックマーカーを抜くことがより難しくなることは確かだ。その結果、1周ずっとバックマーカーを追いかけることになってしまう。もっと良いレースになっていたはずだけど、今さらレース全体を変えることはできない」

キミ・ライコネンが無線で不満を述べていた一方、フェラーリのチームメイトのセバスチャン・ベッテルもレースの大半で同様のトラブルに対して何度も怒りを表わし、「馬鹿げている」と吐き捨てる場面もあった。

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カテゴリー: F1 / キミ・ライコネン / スクーデリア・フェラーリ