ゴードン・マレー、T.50の開発でレーシング・ポイントF1チームと提携
伝説の元F1デザイナーであるゴードン・マレーは、レーシングポイントF1チームと提携して、これまでで最も空力的に進化したスーパーカーを開発している。

ゴードン・マレーは、“ファン・カー”として知られる“ブラバム BT46B”やアイルトン・セナがチャンピオンに輝いた“マクラーレンMP4/4”など、数々の名F1マシンを生み出してきた伝説のデザイナー。ロードカーのマクラーレン・F1の父でもある。

今年6月、ゴードン・マレーはマクラーレン・F1の後継モデルと呼ぶにふさわしいスーパーカー『T.05』を発表。641馬力を発生させるコスワース製の3.9リッター V12エンジンを搭載し、重量はわずか980kgでマクラーレン・F1と同じく3シーターのレイアウトを採用。また、ダウンフォースを生み出してコーナーリンググリップを向上させるために“ファン・カー”の技術が採用される。

ゴードン・マレーとゴードン・マレー・オートモーティブのクリエイティブマインドによって生み出されたT.50は、レーシングポイントの空力部門と提携により、ソフトウェアベースの空力テスト(CFD:計算流体力学)を経て、来年上旬から風洞で物理テストへと移行する予定となっている。

「F1は私の情熱であり続けており、レーシングポイントと提携してT.50を開発するのは非常にエキサイティングだ」と73歳のゴードン・マレーは語った。

「1978年にブラバム BT46B F1レーシングカーを設計して以来、グランドエフェクト・ファンを搭載したロードカーを提供することを夢見てきた。T.50のシステムはブラバムのシステムよりもはるかに洗練されており、レーシングポイントの専門知識とリソースから多大な恩恵を受ける。

チームオーナーのローレンス・ストロールは「ゴードン・マレー・オートモーティブとT.50に取り組めることは、レーシングポイントの全員にとって名誉であり特権だ」とコメント。

「我々の空気力学者は、ゴードンの革新的なファンコンセプトがポテンシャルをフルに発揮できるように風洞を利用してT.50プロジェクトのために最新のF1専門知識と経験を活用していく」

「私は彼のF1での初期の頃からゴードン・マレーの設計とエンジニアリングのスキルを賞賛してきたので、空力に関するルールブックを本当に書き直すようなこのプロジェクトをサポートすることは個人的にも喜びだ」

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カテゴリー: F1 / レーシングポイント