レーシング・ポイントF1首脳 「ペレスがレッドブルと契約できることを願う」
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バーレーンでの優勝により、セルジオ・ペレスは50年ぶりにメキシコ人のレースウイナーとなった。だが、今週末の最終戦アブダビGPの後、ペレスはフェラーリから加入するセバスチャン・ベッテルにシートを明け渡してレーシング・ポイントを去る。
レーシング・ポイントのもう一人のドライバーは、F1サヒールGPで3位表彰台を獲得したチームオーナーの22歳の息子であるランス・ストロールだ。2018年にフォース・インディアを救出したローレンス・ストロールはチーム名をレーシング・ポイントに変更している。
「チェコ(ペレス)は素晴らしい資産であり、私が到着するずっと前から彼はこのチームの資産だった」とローレンス・ストロールは Sky Sports に語った。
「毎週末、彼は来年もマシンに乗るにふさわしいことを間違いなく証明している。来年はレッドブルに乗っていることを願っている」
過去3レースで2回の表彰台を獲得し、ドライバーズ選手権で4位にランクインしているセルジオ・ペレスは、2022年のトップチームに加入する選択肢があると語っている。しかし、2021年もF1キャリアを継続する唯一のチャンスは、レッドブル・ホンダのF1シートに空席ができるどうかだ。
レッドブルは、マックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてタイ人レーサーであるアレクサンダー・アルボンを継続するか、“ファミリー”以外のドライバーを連れてくるかを検討している。
マックス・フェルスタッペンがオープニングラップで姿を消したF1サヒールGPで、アレクサンダー・アルボンは6位でフィニッシュした。しかし、2021年にレッドブル・ホンダがメルセデスと本格的にタイトルを争うにはパフォーマンスがはるかに近い2人のドライバーが必要だ。
レーシング・ポイントのF1チーム代表を務めるオトマー・サフナウアーもセルジオ・ペレスがF1に留まることを期待していると語る。
「彼は完全にF1に参加するに値する。彼は今日素晴らしい仕事をした、彼は一年中素晴らしい仕事をした」とオトマー・サフナウアーは語る。
「彼は間違いなくグリッド上の場所に値する」
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