F1カタールGP スプリント予選SQ1:角田裕毅9番手で通過 ハミルトン敗退

一方で波乱も発生。フェラーリのルイス・ハミルトンはアタックのタイミングとセットアップのバランスに苦しみ、最終盤にタイムを改善したものの18番手でまさかの敗退。レーシングブルズのリアム・ローソンも17番手、アストンマーティンのランス・ストロールは16番手に沈み、上位常連の名前が早々に脱落する結果となった。F1TVのジョリオン・パーマーは「フェラーリのマシンは本当に扱いが難しい。ルクレールですら苦戦している」とハミルトンの状況に言及した。
レッドブルの角田裕毅は1分21秒458で9番手につけ、安定したアタックで危なげなくSQ1を突破。メルセデス勢はアンドレア・キミ・アントネッリが12番手、ジョージ・ラッセルが7番手で通過したが、両者ともセッション終盤までタイムが出ず、ヒヤリとする場面が続いた。
■ SQ1敗退(16〜20位)
16位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
17位:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
18位:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
19位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
20位:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
路面の進化が顕著なルサイルらしく、最後の1〜2分で順位が大きく揺れたSQ1。タイム差は非常に僅差で、SQ2以降もさらなる混戦と波乱が予想される。
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