ポルシェ 908/2
今年のル・マン24時間レースでは、スティーブ・マックイーンの映画「栄光のル・マン」で撮影用マシンとして使用されたポルシェ 908/2が展示される。

1970年のセブリング12時間レースでスティーブ・マックイーンとピーター・レブソンが2位でフィニッシュしたマシンでもあるポルシェ 908/2は、パドックに隣接した“ヴィレッジ”でポルシェの他のル・マン・カーとともに一般公開される。

コレクションは、ル・マン・ウィークの水曜日(6/11)から展示され、金曜日のピットウォークではスタート/フィニッシュ・ストレートに移動される。

その後、土曜日のル・マン24時間レースのスタート前にはトラックで走行を行い、残りの週末は再びヴィレッジで展示される。

撮影用カメラを3機積みこんだポルシェ908/2の29号車は、実際にレースに出場して、レースをこなしながら撮影用マシンとしても活躍。周回数の不足で完走扱いとはならなかったものの、24時間を無事走りきって9位でフィニッシュした。

展示は、他にも4台のル・マンで勝利を飾ったポルシェが展示される。
(1976年 ポルシェ 936、1987年 ポルシェ 962C、1994年 ダウアー 962LM、1998 ポルシェ 911 GT1-98)

加えて、ポルシェ 917LHも展示。このクルマは現在マルティーニ・カラーに塗装されているが、1971年のル・マンではガルフのブルーとオレンジのカラーでレースをした。

ル・マン24時間レースの主催者は「去年のル・マンの90周年を祝う我々の展示は大成功だったので、我々は毎年類似した何かをすることに決めた」とコメント。

「今回、我々は24時間でのポルシェの豊かな歴史をお祝いすることを選んだ」

「ル・マンでレースをしたクルマで、そのうえ特別な歴史のあるクルマだけというアイデアだ」

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カテゴリー: F1 / ポルシェ / ル・マン24時間レース