F1 合同テスト ウェット
2日(木)に行われるF1バルセロナテスト最終日は、ウェットタイヤをテストするために路面を人工的にウェットコンディションにして実施される。

F1公式サプライヤーを務めるピレリは、1日(水)の夜にサーキットを水に捲きはじめ、2日(木)の午前中にウェットとインターミディエイトのクロスオーバーポイントを調査できるように乾かしていく。

ピレリのレーシングマネージャーを務めるマリオ・イゾラは「我々はまず一晩かけてサーキットを濡らしておき、午前中もダンプのままにしておく」とコメント。

「スプリンクラーシステムがないので、我々はサーキットとともに3つのウォータータンクを使う」

「午後にはエクストリームウェットからインターミディエイト、ドライまでの全てのコンディションを経験したい。これはチームがクロスオーバーポイントを評価するために役立つ。2017年のタイヤは異なるし、数値も同じではない。彼らにそれを評価する機会を与えることが重要だと思っている」

マリオ・イゾラは、新しい雨天用タイヤの排水量は増加していると語る。

「数値を持っていないが、タイヤの寸法によって昨年よりもはるかに多い。トレッドパターンを比較すれば似ているように見えるが、より多くの水を排出するために列は多くなり、幅が広くなっている。視認性もどうなるか見てみるつもりだ。コースによって水しぶきは多くなるだろう。これは異なる問題だ」

ピレリは、午前中の走行のためにウェットとインターミディエイトを100セット以上持ち込んでいる。

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カテゴリー: F1 / ピレリ