F1中国GP:各ドライバーのタイヤ選択
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2016年から新しいレギュレーションが導入され、ピレリは1レースにつき3種類のコンパウンドを用意。チームとドライバーにはタイヤ選択の自由が与えられ、各ドライバーに割り当てられる13セット中10セットはどのコンパウンドをいくつ持ち込むかを決めることができる。
F1中国GPに持ち込まれるタイヤは、ミディアム、ソフト、スーパーソフトの3種類。ピレリはこのうち2種類をレースで必須のコンパウンドに指定している。
スーパーセットを7セットと最も多く選択したのはハース、マクラーレン・ホンダ、ウィリアムズの3チーム。
バーレーンでスーパーソフトの重きを置いたハースと、ミディアムタイヤでのペースに苦労したウィリアムズはほぼ類似し戦略となった。
メルセデスは、ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグで戦略が分かれた。二人ともスーパーソフトは5セットだが、ルイス・ハミルトンはメディアム4セットとソフト4セットなのに対し、ニコ・ロズベルグはミディアム3セットとソフト5セットとソフトタイヤよりのチョイスとなっている。
フェラーリは、スーパーソフト6セットとややアグレッシブな戦略。トロ・ロッソ、フォース・インディア、ルノーもスーパーソフトを6セット選択した。
マノーとザウバーは、スーパーソフトを5セット選択。ザウバーはミディアムタイヤが最多の5セットを選択している。
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カテゴリー: F1 / ピレリ / F1中国GP