元F1王者セバスチャン・ベッテル ロンドンマラソン初挑戦で3時間切りの快挙
元F1王者セバスチャン・ベッテルが、2026年ロンドンマラソンで見事な走りを披露し、目標としていた“3時間の壁”を突破した。タイムは2時間59分08秒と、アマチュアとしては極めて優れた記録だった。

現在は社会活動に力を注ぐベッテルは、今回のレースで慈善団体への支援も実施。暑さの中での厳しいコンディションにもかかわらず、終始安定したペースを刻み、初挑戦での快挙を成し遂げた。

初マラソンで見せた圧巻の安定ペース
ベッテルは現地時間9時35分にスタート。序盤から一定のリズムを維持し、過酷な42.195kmを通してペースを崩すことはなかった。

ハーフ地点は1時間29分18秒で通過。3時間切りを狙える位置につけながらも、後半での粘りが求められる展開となったが、そのまま失速することなく走り切った。

後半の21.1kmも1時間29分50秒でまとめ、最終的に2時間59分08秒でフィニッシュ。狙い通り“3時間切り”を達成した。

慈善活動とともに挑んだロンドンの一日
今回ベッテルは、ブレイン&スパイン財団およびグランプリ・トラストのためにチャリティーランナーとして出場。沿道の観客に支えられながら走り抜いた。

レース後、ベッテルは次のように語った。

「とても長く感じたけど、初めてだったから何を期待していいかわからなかった。でも本当に素晴らしかった。コースの横にはたくさんの人がいて、みんなとても楽しそうだった。本当に素晴らしい経験だったし、まだ興奮しているし、完走できてとても嬉しい」

「ずっとマラソンをやりたいと思っていた。普段から体は鍛えていたし、ランニングやサイクリングもしていたから、そろそろ挑戦する時だと思った。自分に野心的な目標を設定して、それを達成できた。3時間を少し切ることが目標だったから、それができて本当に嬉しい」

「それ以上に、完走できたこと、そしてこの経験を味わえたことが嬉しい。ぜひみんなにもおすすめしたい」

F1王者の新たな挑戦が示したもの
2022年にF1を引退したベッテルは、環境問題や社会活動に積極的に取り組んできた。その延長線上にある今回のマラソン挑戦は、競技者としての新たな一面を印象づける結果となった。

トップカテゴリーを離れた後もなお、高い目標を掲げて挑戦を続ける姿勢は変わらない。その走りは、F1で見せた規律と持続力を別の舞台で証明するものだった。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / セバスチャン・ベッテル