ピレリ
ピレリが、F1中国GPの予選レポートを振り返った。

F1中国GPの予選は雨。開幕からの4戦で、雨天コンディションの下で行われた3度目の予選となった。これは、近年で最も雨が多いシーズン序盤となる。ポールポジションが決定するQ3に進出したトップ10ドライバー全員が、ピレリのCinturatoグリーン・インターミディエイトタイヤを使用た。インターミディエイトタイヤは、タイヤレンジ中で昨年から変更されていない唯一のタイヤとなる。

日中を通して雨が降り続き、各ドライバーは、午前中の最終フリー走行でウェットコンディションの評価を行った。しかし、予選後のセットアップ変更は認められていないため、大半のドライバーが、明日のドライレースへの備えとして、妥協点を見出したセットアップを行った。明日は、雨と同様の確率でドライになる可能性がある。

大半のドライバーが、一日を通してフルウェットとインターミディエイトタイヤの両方を使用。終日、16℃以下となった気温の下で、両タイヤの摩耗レベルは低いものだった。

ポール・ヘンベリー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)
「トップスピードでの走行時、1秒あたり約25リッターを排水できる我々のインターミディエイトタイヤの性能が、ウィリアムズのバリテッリ・ボッタスによって明確に示されました。ボッタスは、非常にウェットなコンディションのストレートで316km/hに達しました。フルウェットとインターミディエイトとのクロスオーバーポイントは、1分56秒前後でした。ここには、フルウェットのタイムをインターミディエイトに近づけるために行った我々のオフシーズンの作業成果が表れています。難しいコンディションと常にタイヤに厳しいサーキットですが、摩耗レベルは低いものでした。実際、チームにもよりますが、リアタイヤにはほとんど摩耗が見られず、フロントに軽い摩耗が見られる程度でした」

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カテゴリー: F1 / ピレリ / F1中国GP