ピレリ 新型F1ウェットタイヤで「セーフティカー専用」からの脱却を目指す
ピレリはF1で長年の課題となっていたウェットタイヤの性能改善に向けて、新たなコンパウンドを開発し、フェラーリのマシンを用いてテストを実施した。新型ウェットタイヤは、現行のフルウェットとインターミディエイトの“クロスオーバー”領域を持つことが特徴で、使用可能な状況を拡大することを目指している。

近年、F1チームはピレリのフルウェットタイヤの使用を極端に避ける傾向にあり、ほとんど“使われない”存在となっていた。