ピエール・ガスリー、アルファタウリF1での将来についてレッドブルと議論
アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコと最近“素晴らしいランチ”をともにしたとし、アルファタウリでの今後についてポジティブな見方とするようになったと語る。

最近、ヘルムート・マルコは、アルファタウリ・ホンダでのパフォーマンスについて“これまで見たなかで最高のガスリー”と称賛したが、レッドブル昇格について“現時点でその問題は発生しない”と2022年もセルジオ・ペレス続投を示唆していた。

レッドブルF1への昇格を諦めていないピエール・ガスリーは、チャンスが与えられなければ、レッドブル外の機会に目を向けることを示唆していたが、オーストリアでヘルムート・マルコとランチをともにしてアルファタウリF1の将来の見通しについて直接話を聞いたことでポジティブに感じるようになったと語る。

「実際、オーストリアで話をした。一緒に素晴らしいランチをともにした」とピエール・ガスリーは説明した。

「多くのことについて話をした。彼らの考え、計画、将来の見通しについてさらに理解できたのはとてもポジティブだった。僕たちにはまだこれからも一緒にやっていく契約が残っているからね」

「今後どうなるか成り行きを見守ることになるだろう。彼らが僕のパフォーマンスやチームにもたらしていることに非常に満足していることは分かっている。そのようなことに集中する必要がある。どのようなことが起こるか見ていくことになる。彼と話せてよかったと思っている」

2022年にはレギュレーション変更によって完全に新しいF1マシンが登場する。ピエール・ガスリーは、アルファタウリF1にもポジションを改善するチャンスはあると考えているが、解釈を間違えば、下位に沈むリスクもあると語る。

「客観的に見れば、どっちの方向に進む可能性もあると思う」とピエール・ガスリーはコメント。

「マシンに使える特別なトリックを見つけることができれば、とてもうまくいくだろう。来年はさらに良い結果を出せる可能性がある。同時に、マシンについて大きなことを見落としてしまう可能性もある。デザイナーと話をしたけど、とても難しいことだ」

「完全に新しいページから始める場合、非常に多くの行き先があるので、どの方向に進むべきかを把握したり、どこかの時点でいかなる点も見逃さないでいるのはとても難しい」

ピエール・ガスリーは、大きなリソースを備えたトップチームが2022年も上位にいるだろうと考えている。

「当然ながら、トップチームには、知識、ツール、そして設備が備わっている。彼らの方が正しく理解できるチャンスが多いと思う」とピエール・ガスリーはコメント。

「でも、何も保証されていはいない。来年はうれしいサプライズがあるかもしれない。どうなるか見てみよう」

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カテゴリー: F1 / ピエール・ガスリー / レッドブル・レーシング / スクーデリア・アルファタウリ