ヴィタリー・ペトロフ
ヴィタリー・ペトロフが、ヨーロッパシーズンのスタートとなるF1スペインGPへの意気込みを語った。

ヴィタリー、4レースを終えてあなたのF1キャリアのスタートをどのように評価しますか?
僕にとって、かなり難しいシーズンのスタートだったし、開幕3戦ではいくつかチャンスを逃してしまった。いくつかの理由でうまくいかなかった。オーストラリアではミスをしてしまったし、バーレーンやマレーシアではマシンにトラブルが発生した。中国でレースを完走して初ポイントを獲得したことは素晴らしい気分だったし、序盤のレースでの失望を補ってくれた。でも、常にもっとうまくやりたいし、もう7位でフィニッシュしたので、目標はもっと高くなくてはならない。

フルレースディスタンスを走り切ったことはどれくらい重要でしたか?
上海では膨大なことを学んだ。特にトラックコンディションが変化したウェットレースだったからね。レースのスタートでは、天気がどうなって、タイヤを変える必要があるかを理解するのが本当に難しかったので、無線でチームを話して戦略を決定したんだ。タイヤを労わることの重要性も学んだし、レース終盤に僕はとても速さがあって、タイヤに苦しんでいたシューマッハやウェバーと戦うことができた。最終ラップはとても楽しかったし、レースが終わって欲しくなかったよ!

あなたは最近、ルノーを家族のように感じてると言っていましたね。チームとの関係について話していただけますか?
その通り。チームは大きな家族のようだし、その一員でいることを本当に嬉しく思っている。僕たちは一緒にうまく働いているし、彼らは常に僕が改善する手助けをしてくれる。以前にも言ったけど、チームの決意は僕が最も感銘を受けたことだし、実際、多くの人たちがレースごとにクルマを改善させるために懸命に作業している。ガレージのなかは素晴らしい雰囲気だし、全員が全力を尽くしていると感じることができる。

私たちは現在、多くの経験があるバルセロナに備えてヨーロッパに戻っています。レースを楽しみにしていますか?
G2で何度もレースをしているし、冬にわたってバルセロナでテストをした。全チームが十分に準備してくるサーキットだし、マシン間のギャップはとても小さくなると思っている。2月はあまり良いテストができなかったけど、レースでは天候とトラックコンディションが違っていて、うまくやるチャンスを与えてくれることを期待している。サーキットとして、技術的にとても難しいし、オーバーテイクはほぼ不可能なので、予選が非常に重要になるだろう。

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カテゴリー: F1 / ヴィタリー・ペトロフ / ルノーF1チーム / F1スペインGP