セルジオ・ペレス F1スペインGP「マシンを少しイジりすぎた」
セルジオ・ペレスは、2024年F1第10戦スペインGPの予選を8番手で終了。残念な結果に終わったことについて、レッドブルのF1マシン「少しイジりすぎた」と認めた。

レッドブル・レーシングはバルセロナの週末を後手に回ってスタートしたが、マックス・フェルスタッペンはマクラーレンのランド・ノリスに僅差でポールポジションを奪われた。。一方、ペレスは8番手にとどまり、チームメイトとは約0.6秒差だった。

ペレスは前回カナダでクラッシュした後、安全でない状態でマシンを運転したため3グリッド降格ペナルティが適用され、日曜日のグランプリでは11番グリッドからのスタートとなる。

「残念ながら、Q3の最終セクターで少しミスをしてしまった。自分自身と比べて少し失いすぎた。もっと接近できたと思う」とペレスは説明した。

「1セットしかなかったため、少しトリッキーな状況だった。風向きも少し変わった。でも、全体的には今週末はちょっと離されすぎていたと思う」

「僕たちは常にバランスを追求してきた。でも、いくつかの良いステップを踏んだことで、少しは安心できるようになった。マージンはとても小さい。本当にそれらを見つけるためには進歩が必要だと思うけど、週末を通して進歩はなかった」

「だから、その点に取り組み、明日は良いレースカーを用意できることを期待している。その点についても、かなり努力する必要がある。予選では、タイヤのデグラデーションが良い方向に向かうように、少し妥協した」

モナコとカナダで連続Q1敗退を喫した後、4戦ぶりにQ3に進出したペレスは「マシンをかなり探究したと思う。バルセロナでは予想以上に苦戦したと思う」と付け加えた。

「もちろん、相関関係は良いときもあれば、そうでないときもある。タイヤの問題も少し影響していると思う。だから、週末を通して方向性を定めるのはかなり難しかったけど、我々はそこに近づいていると思う」

「明日、良いレースペースを見せ、早く流れを変えられることを願っている」

金曜日の練習後にマシンに多くの変更を加えたかと尋ねられたペレスは、「そうだね、かなり多くの部分をいじった。少しやり過ぎましたね」と答えた。

そして、ペレスはチームメイトのフェルスタッペンとの大きな差を縮めるために「やるべきことがいくつかある」と認めた。

「昨年よりも、今年はもっと苦戦していると思う。昨年はコンディションに左右されていたからね。路面は濡れていてQ2で敗退した」

「ここではバランスの制約に苦労したと思う。週末はマックスとのギャップが少し大きすぎた。その点については、取り組むべきことがある」

セルジオ・ペレス F1 スペインGP レッドブル・レーシング

また、レッドブル・レーシングのプレスリリースでセルジオ・ペレスは土曜日を以下のように振り返った。

「もっと上のポジションを目指していたので、今日の結果には満足していない」とセルジオ・ペレスはコメント。

「序盤で苦戦していたためタイヤを早く使いきってしまい、最大限の力を引き出すことができなかった。十分なリズムとペースがなかったので、予選Q3の最終ラップはそこまでクリーンなものにすることができず、また、セッションごとに思ったような改善ができなかった」

「明日の決勝に向けて努力が必要だけど、今日はいくつか改善できたのでさらによくなると期待している」

「グリッド降格のペナルティーのため11番手からのスタートとなるけど、 特に雨が降っているとなにが起こるか分からないので、辛抱強くチャンスを待つつもりだ。 必要な時に力を発揮できるよう、準備をしておかなければならない。ライバルたちよりも多くのポイントを獲得できるよう、全力を尽くす」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / セルジオ・ペレス / レッドブル・レーシング / F1スペインGP